先輩インタビュー

Profile

松谷 智也2017年入社入社

琵琶湖ホテル 料飲調理部(おおみ)
京都調理師専門学校卒業 卒業

一流の料理人になる。
父親の背中を追ってこの道へ

父親が和食の料理人で、その背中を見て育ったので中学生の頃から「自分も和食の料理人なる」と決めていました。ホテル業界を選んだのも父親の影響で、長く働くなら福利厚生が手厚いホテルがいいと考え、職場の雰囲気が明るく和やかだった当社を選びました。
配属されたのは希望していた琵琶湖ホテルで、入社後の3カ月間は宴会場で配膳や盛り込みの経験を積み、その後、和食レストラン「おおみ」で鉄板焼を担当することに。「おおみ」には鉄板焼のほかに日本料理、天麩羅、鮨があるのですが、お客様の目の前で調理しなければならない鉄板焼は人見知りの私にとって、思ってもみない配属でした。一時は断ろうかとさえ思いましたが、鉄板を挟んでお客様の声を直接聞ける魅力が勝り、挑戦することを決めました。配属後すぐに「2~3カ月後には焼きに出てもらうよ」と宣告された時は焦りましたが、そこからは練習あるのみ。焼き手の基礎となるへら使いや鉄板磨きを学びながら、出汁巻き玉子、肉、野菜、伊勢海老などの海鮮類の焼きを次々とマスターしていきました。

料理と会話で目の前のお客様を楽しませる。
これが醍醐味

私を指名してくださるお客様も付き、焼き手としても少しずつ自信を持ち始めていた2年目の秋の出会いが私にとってのターニングポイントとなりました。そのお客様は初めて来店されたカップルで、お2人で熱心にプロ野球の話をされていました。無類の野球好きの私は思わず「お好きなんですか?」と話し掛け、自身が大ファンである在阪球団のこと、そのチームの戦績について持論を展開したところ、男性のお客様も身を乗り出してお話してくださいました。これが本当に嬉しくて、最高の食材をお客様の目の前で焼き上げながら会話も楽しむという鉄板焼の醍醐味を実感することができました。
それともう一つ、料理人として感激したのは、ミシュランの名店を巡るような美食家のお客様に自分の料理を直接褒めていただいたことです。鉄板焼の焼き手にとってガーリックライスは自分の腕を試す試金石のようなものなのですが、これを評価してもらえたのは確かな自信になりました。「これまで食べたガーリックライスの中で一番おいしい」と言っていただいたことは、今も私の誇りになっています。

和と洋の鉄板焼を究め、
次は異なるジャンルにも挑戦したい

鉄板焼はどちらかと言えば和のイメージが強いですが、現在の当店の料理長は洋食出身。使う食材やソースも和食とは違い、鉄板で調理したビーフシチューを提供するなど新たな試みにも積極的にチャレンジしています。私自身は和食について勉強すべきことがまだまだたくさんありますが、洋食のことも少しずつ学びながら料理人としての幅を広げたいです。そして、今後は日本料理や天麩羅、鮨など異なるジャンルにも挑み、確かな技術と楽しいコミュニケーションでお客様に心から喜んでいただくことが目標です。
また、これはごく個人的なことですが、密かに憧れている父親のような和食の料理人になるのも私の夢。両親も何度か「おおみ」に足を運び、私の料理を食べてくれているのですが、母親からは感想を聞けても、父親からのアドバイスはまだ一度もないので、次の来店までにはもっと腕を上げ、自分から「どうだった?」と聞けるような仕事をして、父親からも一人前と認めてもらえるような料理人になりたいと思います。

学生のみなさんへのメッセージ
就職活動中は慣れないことの連続で辛いこともあるかもしれませんが、そういう時こそ空き時間や休日を利用して気分転換してください。友達と食事したり、遊びに行ったり、リフレッシュすることも大切です。自分の将来を決めるこの期間にじっくり向き合い、面接では自分の気持ちをしっかり伝えられるよう頑張ってください。

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