プロジェクトストーリー

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CAFETEL開業プロジェクト

「かわいい」が最高の誉め言葉女の子のスキを集めたホテルをプロデュース「かわいい」が最高の誉め言葉女の子のスキを集めたホテルをプロデュース

山本 紗季山本 紗季

立ち上げメンバーに抜擢入社1年目で掴んだ大きなチャンス

入社以来、京都センチュリーホテルのメインバー「エセックス」で接客経験を積んできた山本紗季。彼女の転機になったのは、バックヤードでふと目にしたオープニングスタッフ募集の掲示だ。〈新業態ホテルの開業に伴う人材を募集する〉と書かれた紙面に山本の心は躍った。「採用枠は2~3名と少数でしたが、これまでの経験を活かしたい、ステップアップしたいという気持ちが勝り、一か八かやってみよう!と応募することを決めました」。入社前の説明会でも1年目からチャンスがもらえる、意欲ある若手を積極的に登用すると聞かされ、その環境に魅力を感じていた山本。まさしくこれがそのチャンスだと自ら手を挙げた結果、狭き門をくぐり抜け、最終5名に絞られたプロジェクトメンバーの座を勝ち取った。

メディアも注目まったく新しい新業態ホテルが誕生

カフェとホステルを融合させたまったく新しい宿泊施設、これがCAFETELのコンセプトだ。女性限定を謳い、これまで見過ごされがちだった一人旅や三人旅でも快適に過ごせる環境整備に力を注いだ。レストラン経験のある山本は主にカフェ部門の準備を担い、朝食で使用するパンを求めていくつもの店舗を食べ歩いたり、食器や食材の手配をしたり、ホステル業態を知るために関西中のホステルを試泊したりと、自ら体験しながら納得できる答えを探し求めた。
なかでも注力したのが鴨川でのピクニックを楽しむ企画で、山本はこだわりのピクニックセット一式の準備を担当。「CAFETELにシェアサイクルのポートが併設されることが決まっていたので、その自転車の前カゴのサイズに合わせたピクニックバスケットや、CAFETELのテーマカラーであるピンクの水筒、カトラリーなどの手配を担当しました。アイテムを探す苦労もさることながら、一番大変だったのは事務作業です。これまで接客経験しかなかったので、見積作成や購買業務などはまったく未知の分野…初めての連続に正直戸惑いました」

そんな山本の気持ちとは裏腹にCAFETELはメディアの注目を集め、オープン当日にはドキュメンタリー番組の密着取材も行われた。「刻々と開店時間が迫る中、とにかくオープンさせなくては!と必死でした」と山本は振り返る。ホテル業界はもちろん、メディアなど各所から注目された「CAFETEL」は2018年7月2日、京都三条の新名所として鳴り物入りでオープンした。

接客を経て経営へ新たな挑戦にワクワクの毎日

「ミレニアル世代の女性をターゲットにスタートしたCAFETELですが、実際に利用してくださるお客様の年齢層は幅広く、20代~60代まで多彩。これは嬉しい誤算で、私たちが試行錯誤してつくり上げた空間が多くの女性の心を掴んだのだと感無量でした」
開業前はカフェ部門を中心に担当していた彼女だが、現在はマルチタスクでフロントやキッチン、清掃など施設全般の業務に携わっている。「人手が足りないところがあれば、社員同士で相談して数時間ごとに持ち場を入れ替わることもよくあります」。CAFETEL内のあらゆるモノ、コトに思い入れがあるせいか、以前の職場以上にお客様の声が気になるようになったと語り、お客様同士の会話やSNSに寄せられるクチコミも頻繁にチェックしているという。「館内のすべてのアイテムが可愛かったというお声をいただけるのが嬉しくて。自分なら何があれば感激するか、女子ならこれが必須と同じ目線で選んだアイテムなので、気に入ってもらえた時は、でしょ!と自画自賛してしまいました(笑)」
現場の仕事を目いっぱい楽しんでいる山本だが、実は今、新たな挑戦を始めている。「これまでは現場一辺倒できましたが、やっと数字にも慣れてきて、売上に関しても自分なりの考えを持てるようになりました。今後は数字分析をもっと勉強して、経営に関する知識を高めたい。また、社員はもちろん、アルバイトスタッフがストレスなく働ける環境整備、マニュアル作成にも力を注ぎ、誰もが働きやすい環境をつくりたいと思っています」。人と接することが好きで、フロントに憧れてホテル業界に入った山本。今、彼女は自身の強みを活かしながら、まだ見ぬ自分と出会うためのチャレンジを続けている。

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