世界一高い「無鉄骨建築」京都タワーの構造

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京都タワーの構造Structure

"鉄骨ゼロ"の革新的な設計

エッフェル塔や東京タワーなどと違い、鉄骨を使っていない「京都タワー」。
モノコック構造(応力外皮構造)という鉄骨を使わない構造です。

京都タワーの構造

建築家 山田 守

建築家 山田 守(1894-1966)

日本近代を代表する建築家。
モダニズム建築を実践し、曲面や曲線を用いた個性的、印象的なデザインの作品を数多く残しました。
代表建築物として「旧東京厚生年金病院」、「東京水道局長沢浄水場」、「日本武道館」等。

高さ 地上131m 階段数 塔体内285段
開業日 1964年12月28日(工期1年10ヶ月) 耐えられる風速 90m/秒
総重量 タワー部分のみ約800t 収容人員 展望室400人収容
京都タワー

京都駅の烏丸口から出ると、真正面に京都タワーが見えます。 1964年(昭和39年)12月に誕生したタワーの独特な姿は、海のない京都の街を照らす灯台をイメージしたもの。その姿だけではなく、構造も個性的ってご存じでしたか?

エッフェル塔や東京タワーなどと違い、鉄骨を使っていません。厚さ12mm~22mmの特殊鋼板シリンダーを溶接でつなぎ合わせ、円筒型の塔身としています。建設当時、構造設計の依頼を受けた京都大学工学部建築学教室では、京都タワーと京都タワービルを一連の架構と考えて構造計画を行い、この種の大規模塔状構築物に対して日本で初めてモノコック構造(応力外皮構造)を採用し、地震や台風といった大きな外力に安全に抵抗させる為に、ほかの一般の建築物がもつ設計安全率を2倍以上も上回った値を想定し設計にあたったのでした。

これまで京都タワーは、瞬間風速50m/秒を超えるいくつかの台風を経験し、また阪神大震災では震度5強の激しい地震動を受け、肉眼でもはっきりとわかる程度に大きく揺れたものの、幸い損害は無く安全性の高さを証明しました。

モノコック構造(応力外皮構造)とは?

骨組はなく、筒状の塔体で力を受けとめ全体をささえる構造で、飛行機や船、動物ではカニ、エビ等と同じ仕組みです。塔身は厚さ12mm~22mmの特殊鋼板の円筒をつなぎ合わせたものです。

ビル屋上に建つ

地下3階・地上9階のビルの屋上がタワーの土台となっています。約800tもの重さがビルにかかりますが、構造の工夫で、建物の機能を少しも損ねていません。