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ホテルの屋上ではちみつが採れる!?
THE THOUSAND KYOTOの都市養蜂プロジェクト~Vol.1~

生物多様性の保全に貢献、地産地消によるSDGsの実現へ

 ホテルの屋上ではちみつが採れる!?THE THOUSAND KYOTOの都市養蜂プロジェクト~Vol.1~

若手社員のアイデアからスタートした都市養蜂プロジェクト

コロナ禍でさらにサステナビリティへの関心が高まった2020年の秋。 1人の若手社員が言い始めた「屋上で蜂を飼いません?」。
はじめは誰もが冗談だと思ったその一言は、周囲を巻き込みながら具体化しはじめ、 ついには「自分の子供のよう」と表現するスタッフが現れるほど愛される存在になったTHE THOUSAND KYOTOのミツバチたち。

数回にわたり、京都駅前ホテルの屋上で起きている、小さな、しかし熱いドラマをご紹介いたします。

そもそも養蜂とは?ホテルの屋上でミツバチを飼育する理由

なぜ、私たちがホテルの屋上で蜂を育てるのでしょうか?
「はちみつを採りたい!というのはもちろんですが、それだけではありません。蜂を育てること自体が、地球環境の保全に密接に繋がっているからです。」
そう語るのは、養蜂プロジェクトメンバーである和田麻璃奈さん。(以下、和田)

「植物は種子を作り世代を新たにするために「受粉(pollination)」を昆虫の活動に託しています。その役割を担う昆虫の代表格がミツバチで、香りに誘われ花を訪れ、蜜を吸っている間に体に付着した花粉を他の花へと運びます。栽培されている作物の多くがミツバチに依存していると言われるほど、植物の生育と繁栄になくてはならない存在なんです。」(和田)

2011年の国連環境計画(UNEP)報告書によると、『世界の食料の90%のシェアを占める100種類の作物種のうち、70種以上はミツバチによって受粉されている』とのこと。

「私たちの食卓に並ぶ果物たち、ホテルで食べる美味しいサラダ、アフタヌーンティーの可愛いいちご、、、世界中で減少傾向にあるミツバチですが、彼らを守ることはそんな私たちの大好きな食文化や京都の自然環境を守ることにもつながっています。」(和田)

ザ・サウザンド キョウト

SDGs17 の目標との関連性
●目標13 気候変動に具体的な対策を
⇒ ミツバチを育てることで、植物が繁栄し、植物は二酸化炭素を吸収し酸素を生み出すという連鎖につながります。
●目標15 陸の豊かさも守ろう
⇒ ミツバチを育てることで、植物の受粉がなされ、結果的に生態系、生物多様性が維持されることにつながります。

暑い日も、寒い日も、ミツバチとともに。

春と秋の年2回、岐阜県にある養蜂家さんの元で研修を行い、シーズン毎に勉強会を開いて、学びを深めているプロジェクトメンバーのみなさん。養蜂家さんに電話やメールで日々のアドバイスをもらいながら、実作業を行います。

「京都の夏の酷暑、冬の厳しい寒さのなか、作業服を着て面布を被って行う作業は予想以上に大変な反面、みんな楽しく取り組んでいます。」と語るのは、プロジェクトリーダーの中嶌章一郎さん(以下、中嶌)。

ザ・サウザンド キョウト

「毎週金曜日を養蜂の日と決めて行っていますが、それ以外の日も蜂の様子が気になってしまいます。(笑) スズメバチによる襲撃やダニがもたらす病気からの予防、女王バチは元気か、卵は産んでいるのか、いつも心配は尽きません。」(中嶌)


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「セイヨウミツバチの飛行範囲は約2~3km。東山のお寺の豊かな草花や梅小路公園や鴨川のお花、蜂さんが色々なところから集めてきてくれた正真正銘京都産のはちみつ。いつの日かこの土地、環境ならではの味を皆様にご提供できる日が楽しみです。」(中嶌)

いつか蜂さんたちが、もっと京都の街を緑豊かにしてくれる日を夢見て、 これからもTHE THOUSAND KYOTOの養蜂活動は続きます。

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