京阪ホテルズ&リゾーツ

とにかく「人」を大切にする会社
入社3年目の若手社員から見た、京阪ホテルズ&リゾーツの内部

京都と滋賀に5つのホテルを構える京阪ホテルズ&リゾーツ。
配属先のホテルが異なると、なかなか顔を合わせない同期。
座談会に参加してくれたメンバーは、全員2020年入社。コロナ禍の大変な時期をともに乗り越えた仲間です。
普段の仕事内容や、業務を通して感じている想い、成長したこと、そして中の「人」のこと。
ざっくばらんに、そしてリアルに話していただきました。

【メンバー】

※順不同

京都タワーホテル 宿泊部

2020年入社

山縣 由妃乃

琵琶湖ホテル セールス部

2020年入社

大橋 一仁

琵琶湖ホテル オペレーション部サービス課

2020年入社

山本 朱莉

ザ・サウザンド京都/京都センチュリーホテル マルチタスク部

2020年入社

稲葉 まい

ザ・サウザンド京都/京都センチュリーホテル オペレーション部 料飲課

2020年入社

戸田 清華

ホテル業界に就職しようと思ったきっかけ

大橋

「父親がホテルで働いていて、小さい頃から父親が仕事に行く姿を見ていました。休日に父親と出かけた先で偶然ブライダルを担当したお客様に会って、楽しそうに挨拶していたのが記憶に残っています。私もお客様との絆を築けるような、かっこ良いホテリエになりたいと思ったのがホテル業界を目指したきっかけです。また、選考を受ける中で、面接で自分らしさを出しきれたのが当社でした。総支配人等面接官がいる中で、萎縮することなく会話も盛り上がって。この会社は自分に合うんだろうなと思ったことが入社の決め手になりました」

戸田

「私は大学時代に結婚式場でアルバイトをして、接客の楽しさを感じていました。小さい頃からホテルで過ごす時間が思い出になることも多く、人が笑顔になれる、特別な空間で働けたらいいなとホテル業界を志しました。選考が進む中で、毎回受けに行くのが楽しみなくらい、人事の方が優しく話しかけてくださったり、最終面接の後にフィードバックのような形でお話をしてくださる機会があって。人として見てくださってるんだなと思って入社を決めました」

山縣

「私もアルバイト時代は接客をしていたので、接客業に就きたいという想いはあったものの、就活の時に職種を絞れなくて。ホテルはフロントやレストラン、宴会等、色々な場所があるので、自分がやりたいことを見つけられると思い、ホテル業界を選びました。就活が盛んになる3月頃、学校のスケジュールで留学に行かなくてはならず、ちょうど選考時期と被ることを人事の方に相談したら、すごく親身になってくださって。学校の先輩も何人か当社に在籍されていたので、色々相談に乗ってくださり、困った時も親身になってくれる安心感があったので京阪ホテルズ&リゾーツに決めました」

稲葉

「私は法学部卒で、公務員や金融業界を目指しても良かったんじゃないかとも思いましたが、私も接客が好きで。ホテル業界の合同説明会に参加した時、あるホテルの“あなたの仕事の価値観はどういう風に選ぶの?”というプレゼンが心に響いて。ホテルは賃金が特別高いわけでもないし、体力的にもしんどい部分がある、でもチームワークを大切にしていてやりがいがあるよ、というお話を聞いた時、チームで働く仕事が好きな私にとっては、自分らしくいられるんじゃないかなと思ってホテル業界に絞りました。合格を勝ち取るごとに“ここに入りたい”という想いがどんどん強くなったのが印象的でした。人事の方が自分の良さを引き出してくれたことも魅力を感じた部分です。あと私は高校時代から京都に通っていたので、通い慣れた思い出のある場所で働けることも決め手のひとつでした」

山本

「私は中学生の時から何となくホテルで働くのが良いなと思っていたのですが、大学生になって英語を使って仕事をしたいとも思うようになりました。アルバイトで接客に楽しさを感じていたこともあり、ホテル業界に決めました。ホテルは記念日や同窓会、家族旅行等、大切な人と特別な時間を過ごす機会が多く、その瞬間に立ち会えるお仕事は素敵だなと思ったこともきっかけでした。学内説明会でお話を聞いた時、内容にも惹かれたのですが、若手スタッフと人事の方がお話されている様子や雰囲気に好感を持ちました。距離感があるわけでも近すぎるわけでもなく、親しくお話をされている様子を見て、こういう人たちがいる場所で働けるのは良いなと思ったのが決め手です」

挑戦する人を後押ししてくれる社風

戸田

「私は昨年ソムリエ試験にチャレンジしました。シフト面での調整等、上司や同僚が全面的にバックアップして応援してくれました。挑戦させてもらえる環境だったのがすごくありがたかったです。上司との距離が近い分、自分の意見も言いやすく、発言は必ず受け入れてくれます」

山縣

「京都タワーホテルも同じですね。業務マニュアルを例に挙げると、“こうあるべき”という固定概念に囚われず、現場で働く私たちがやりやすいように変えていくことができます。また、京都タワーホテルアネックスのコワーキングスペースでのポイントカードの導入は若手社員が提案して、企画から運営まで担当しています。上司もサポートでついてくれますが、過干渉せず自由に任せてくれます。おかげで自信がついて責任も生じますし、頑張ろうという気がしてきます」

山本

「私は、新しいことをしようとしている会社だなと感じましたね。コロナ禍でも動きを起こそうとSDGsにも取り組んでいて。1〜2年目の時は受け身でしたが、今は3年目になって、小さなことでも自分から何かやろうと思える環境です。若手でも挑戦できることは、周りを見ていても感じますね」

入社前の“実は感じていた”不安ごと

大橋

「実は英語が苦手で、入社前は不安がありました。配属が琵琶湖ホテルで日本人の方が多く、結果的に安心しましたが、必要に応じて学べばよいと思います。語学が堪能な方に教えてもらったり、マニュアルでよく使うセンテンスを覚えたり、苦手でもできることはたくさんあります」

山本

「私は自分をよく知る先輩や上司の方にお話を聞いてもらって、心配事を解消してます」

山縣

「私も年の近い先輩が気にしてくださっていたので、1人で抱え込むことはあまりなかったかなと思います」

稲葉

「私も同じです」

戸田

「入社前は、業務に関しては不安よりワクワクする気持ちが大きく、人間関係が上手くいくかどうかが一番の不安要素でした。ですがこの不安は、入社した後も変わらずに温かく見守ってくださった人事の方や切磋琢磨できる同期がいたのですぐに解消されました」

入社3年目の今思う、自身の成長

大橋

「自分の中でホテリエはフォーマルなイメージがあって、業務中もその姿を意識していましたが、お客様に親身になる方がいいんだなと2年目で気づきました。ただサービスをするのではなく、一緒に楽しむ方が良いのだと。そこからは気さくに、お客様が楽しんでるところにもっと盛り上げにいく姿勢に、意識して変えていきました。そのために地域のことを勉強したり、実際に近くの観光スポットに行ってみるようにもなりましたね」

山縣

「新入社員の時はフロント配属で、自動精算機が導入されたばかりで慣れない業務にてんやわんやでしたが、当時の支配人に“100%の力で仕事をせず、80%でやって残りの20%で心に余裕を持ってほしい”と言われたことが印象に残っています。そのゆとりでお客様に気を配れたり、同僚にも気をかけられます。おかげで気持ちが楽になり、働きやすくなりました。本来の私はそこまで自主的に動くタイプではありませんが、これから先輩になるので、先輩の背中を見て仕事が円滑に回る方法を提案したり、主体的に動こうという気持ちは強くなりました。そこは成長した部分かなと思います」

山本

「一年目はコロナ禍で研修がリモートになる等イレギュラーな年だったので、自分のことを中心に考えていた部分が多かったですが、最近は後輩が増えてきて、“どうしたら周りの人のために動けるか”という考え方に変わってきたのは成長かなと思います」

稲葉

「私は元々“人のために”という部分が強くて。一年目は琵琶湖ホテルで大橋さんと山本さんと研修をしていましたが、10月から人事部に異動になり、ザ・サウザンド京都のマルチタスク部発足と同時に異動が決まり、現場でサービスをすることになりました。そこで一気に自信がなくなり、新入社員の方が仕事ができるんじゃないかと不安な想いを引きずっていましたが、マルチタスク部で様々な経験をさせてもらった時に、自分は人が好きだなとすごく感じて。異動すると人間関係は新しくなりますが、今も仲が良い方も多く、人の繋がりが自分の武器だということに3年目でやっと気づけました。まさにチャレンジできる会社です。苦戦する部分はありますが、振り返ると強くなれました。自分に自信を持てるようになったのは、この一年の変化ですね」

これから会社でしていきたい挑戦

大橋

「コロナ以前に戻ることはなく、売上面でも以前のようにいかないと思うので、考え方ややり方を変えないといけない。そこで会社として取り組んでいるのがデジタル化です。営業の現場でも自分が率先して引っ張っていきたいという想いがあります」

山縣

「京都タワーホテルで企画に携わりたいと考えています。第一歩として、客室の新規プランの企画を手がけたいですね。あとは手話ができる先輩がお客様と手話で盛り上がっている姿を見て感銘を受けたので、私も手話に力を入れようかなと思っています」

山本

「ちょうど今の私たちの年代が、ベテランの方と新入社員を一番繋げることができるポジションだと思っています。今まで自分がしていただいて嬉しかったことを、新入社員にもしてあげたいですね」

稲葉

「私は人を育てることにすごくやりがいを感じています。今の新入社員が2年目になった時、後輩にどんな風に教えているのかを客観的に見て、アドバイスできる人になるのが今の目標です」

戸田

「ソムリエ資格を習得したことで、これから日々研鑽を積み、お客様満足度向上に努めて顧客を増やすなど、挑戦の日々にしていきたいです。また、新たにソムリエチームとして活動することとなり、どのレストランでも動くことができる汎用性の高さを身に付け、ソムリエとしての業務を学ぶことも挑戦だと思っています」

就活生へのメッセージ!

大橋

「業種関係なく、少しでも興味があれば色々な企業を受けてほしいです。就職活動も自分を磨く手段のひとつだから。たとえ一社不合格が出ても、そこで得たもので次の面接が成功すれば、それは成長だと思います。たくさん受けて失敗して、うまくいって。その中に京阪ホテルズ&リゾーツがあれば嬉しいですね」

山縣

「とりあえずやってみる姿勢で一歩踏み出してほしいなと思います。“自分じゃ無理だ”と限界を決めてしまうと後悔が残ると思うので、まずはやってみる。当社は挑戦をサポートしてくれる会社です。学校でもサポートしてくれる方はいると思うので、その環境を顧みて、多くのことを身につけ、社会人として自信を持っていただけたらと思います」

山本

「就活は楽しむとすごく良い経験になると思います。とにかくたくさんの会社のお話を聞いてください。私は就活の中で自分の価値観が広がっていく経験をしました。就活では企業側も就活生のために本当に様々なお話をしてくれます。その貴重な機会をしっかりと吸収してください。自分の知らない社会を知ることができると思います」

戸田

「就活生の皆様へ、同じ就活生として悩んでいた私から一つだけアドバイスをさせて頂くのであれば、自分の軸を持って大切にして欲しいということです。何か一つ軸を持っていれば、業種や会社の選択など、迷った時でも支えてくれるものとなり、その選択にも自信を持つことができます。私の軸は、「人を笑顔にすること、ワクワクすること」というざっくりとしたものでしたが、会社の選択の支えであり、入社後の今でも自分の軸となっています」

稲葉

「失敗を恐れずにチャレンジする、たくさんの人に出会って多くの話を聞く、学生生活を思い切り楽しむ。この3点を学生の皆さんに伝えたいですね」

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