京阪ホテルズ&リゾーツ

やりたいことが叶う環境
「会社が人を育てている」という実感

管理本部 人材育成担当 主任

2018年入社

奥村 暁

採用担当者のホスピタリティに感動して入社

私は大学でスペイン語を専攻しており、スペイン語が話せる強みを軸に、欧州の観光客が多い京都のホテルに絞って就職活動を行っていました。当社に決めた一番の理由は、選考時の採用担当の方との出会いでした。選考が進んだ3次面接の前、待合室で私の携帯が鳴りました。本来なら取ってはいけない場面ですが、チラッと画面を見ると、母親からの「祖母が倒れて救急搬送されて病院にいる。面接が終わったら来てほしい」という連絡でした。その時の私の表情を採用担当の方が汲み取って、声を掛けてくださったんです。理由を伝えると、面接を早めに切り上げていただいて。そして4次選考の時、会場で採用担当の方が一言目に「お祖母さん大丈夫でしたか?」と心配してくださったんです。大勢の学生がいる中で「この学生は前の選考でこんなことがあった」と覚えていて声を掛けてくださったことにとても感動しました。

ましてや現場スタッフではなく、間接部門の人事でサービスをする方が。その時に「会社がその方を育てているんだろう。それだけ高いホスピタリティを持っている会社なんだ」と思い、自分もホスピタリティのある人になりたいという想いが固まって入社を決めました。
最初の配属は琵琶湖ホテルのレストランサービスでした。約半年勤務して、次にザ・サウザンド京都の開業準備で宿泊のベル担当に異動になりました。約2年半勤務してから、2021年4月に新設されたマルチタスク部の社内公募に立候補。約1年の業務を経て、現在は1月に異動したばかりの人事担当で新卒採用や社員教育に携わっています。

部署によって感じる「やりがい」の違い

宿泊では、お客様にスペイン語を使った良いサービスをして喜んでいただけることがやりがいでした。しかしコロナでそのやりがいが断たれてしまい、何か新しいことにチャレンジしたいと思っていたタイミングでマルチタスク部が誕生しました。マルチタスク部ではトレーナーとして後輩の指導や新入社員の受け入れ等を行っていました。指導した新入社員が本配属になった後、現場スタッフから「今年の新入社員頑張ってたよ」という声をもらったり、お客様の口コミで「〇〇さんの対応が良かったです」と新入社員の名前を聞いたりすると、やって良かったなとやりがいを感じていました。そんな時まさに希望していた人材育成や採用を担当する部署に異動になったので、モチベーションは上がっています。

宿泊等の現場であれば、どちらかというと受け身の姿勢が多かったですが、採用や人材育成では、自分が考えて主体的に行動したことが会社の未来を作っていくことに繋がる。難しい部分はありつつも、今後そこが達成できた時、会社を支える実感が持ててやりがいになっていくのかなと思っています。

ジョブローテーション制度があったからこそ、活躍できた

採用活動の一環で、学内説明会や合同説明会に行ってジョブローテーション制度やマルチタスク制度の説明をしていますが、私は振り返るとジョブローテーションがあって本当に良かったと思います。スペイン語を使いたいという想いで入社して、最初はスペイン語圏の方があまり来られない琵琶湖ホテルのレストランに配属されましたが、宿泊だけを知っていても良くないと思い、気持ちを切り替えて頑張りました。一方で上長には「京都の宿泊に行きたい」と言っていたんですよ。それを汲み取っていただけたのか、ザ・サウザンド京都の宿泊に移り、自分の武器をうまく使うことができました。

宿泊業務経験のなかった、私のような新人スタッフが京阪グループのフラッグシップとして開業した新ホテルのオープニングスタッフに抜擢されるなんてすごいですし、さらにマルチタスク部や人事でチャレンジの場を与えてもらいました。ジョブローテーション制度がなければずっとレストラン勤務だったのかもしれないと思うと、若手の頃から活躍できる場所があるのは当社の魅力かなと思います。当社は、やりたいことが決まっている人であれば本当にその人を見てくれます。私はそんな会社で働いてきたと、実体験と自負をもってお伝えすることができます。

学生にとって身近な採用担当者になりたい

私の入社のきっかけが採用担当の方なので、目標はやはり「この人のようになりたい」と思ってもらえる採用担当者になることです。
入社後にフォローしてくださった別の採用担当の方も本当に良い方で、今でも連絡をとるぐらい仲良くさせていただいています。私も学生にとって身近な人でありたいなと思います。

イメージを切り替えて臨んでください

就職活動に対してマイナスなイメージを持たれている方が多いと思いますが、切り替えられる要素を見つけられると、真っ直ぐ進んでいけると思います。私は「採用担当の人の話を聞きに行く」「他大学の方と話しに行く」という感覚に切り替えて挑んでいました。例えば待合室で一緒になった学生に大学で学んでいることや就活の話を聞く等、情報収集してみたり。色々な人の価値観を聞いた上で、「この方の話だったら納得できる」という方向に進んでいただければと思います。

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