京阪ホテルズ&リゾーツ

地の利を活かした食に触れる喜び
育休を取得してワークライフバランスも実現

琵琶湖ホテル
オペレーション部調理課 和食調理係 キャプテン

2016年入社

中村 謙太

湖独自の食材に惹かれて琵琶湖ホテルへ

私は調理師免許を取得できる高校で和食を学びました。当社に出会ったのは、校内で開かれた企業説明会。採用担当の方からお話を聞き、兄が滋賀県にいたこともあって琵琶湖ホテルに興味を持ちました。自分で色々調べるうちに、「湖のもの」を扱うレストランが日本にはあまりないこと、琵琶湖ホテルが地産地消を推進していたことが決め手となり入社しました。入社当初は和食の宴会調理を担当していましたが、その後レストランに移りました。その中で現在は基本的に「鉄板焼 おおみ」をメインに、時間によっては「天麩羅 おおみ」のカウンターや「日本料理 おおみ」での仕事も兼務しています。予約状況や人手を見ながらチームで臨機応変に協力し合っていますよ。

仕事内容としては鉄板焼の仕込み全般を担当し、上司の方と一緒に先付けのメニューを考えたりもしています。約2〜3年前から琵琶湖ホテルでもマルチタスクが導入されたことで、若手であっても先付けのメニュー考案にチャレンジさせていただけているので、とてもありがたいです。

お客様との会話は楽しみのひとつ

やはりビワマス等の湖のものを使って調理すると、やりがいを感じますね。火入れの瞬間はとても楽しいです。
琵琶湖ホテルでは地元の美味しい食材をお客様に楽しんでいただくことで環境保全に寄与する「里山の食彩プロジェクト」に取り組んでいて、その代表例が棚田米です。その環境を知るためのフィールドワークの一環で、田植えに参加したこともあります。収穫したお米は「鉄板焼 おおみ」と「日本料理 おおみ」で使用されていますが、余ったご飯をリゾットにして鉄板焼でもう一度固めて提供する等、フードロスにも貢献しています。

私にとっては、お客様との関係構築もやりがいに繋がっています。カウンターに立っている時にお客様とお話しながら料理ができることがとても楽しいので、お客様との会話は大切にしています。お客様に名前を覚えていただき、2〜3週間に一度来られる方もいらっしゃって、信頼関係が築けているのかなと思います。

子どもが生まれて育児休暇を取得

2022年4月に約1ヶ月間、育児休暇を取得させていただきました。男性社員の育休は当社でも推奨されていたので取得しやすい空気でしたが、鉄板焼の焼き手の人数が少なく、現場をうまく回せるように調整しなければならなかったので、上司や人事の方としっかり相談しました。状況や希望により、期間等を選ぶことができますが、僕はひとまず子育ての環境が整うまでの1ヶ月間を希望しました。生後1ヶ月の子どもは特に成長スピード、変化が著しく、その貴重な時期を一緒に過ごせたことは嬉しかったですし、子育てに慣れるまでは心身共に奥さんの負担も大きいので、取得して良かったです。

自ら望んで手にする経験の尊さ

私は元々「何でもやりたい」という気持ちがありました。「天麩羅 おおみ」はコロナで1年半〜2年ほど閉店していましたが、2021年11月に復活する時に自分から立候補して行かせてもらいました。希望を出したというか、ねじ込んだ感じですが(笑)。これからも多くの経験を積んで、引き続き料理人として腕を磨いていきたいと思います。

就活が終わったら遊ぶ時間も大切

私は高校を卒業してそのまま就職したので、大学や専門学校の方と違って就職活動への思い入れがすごくある方ではないんです。
仕事が始まると忙しくなるので、就職活動が終わってから思う存分遊んでもらったらいいかなと思いますね。

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