向上心があればあるほどトライできる職場
洋食の知識をどんどん身に付けたい
ザ・サウザンド京都/京都センチュリーホテル
オペレーション部調理課 洋食調理係
2020年入社
井上 裕貴
SCALAEは元気で活気に溢れる職場
幼い頃から母の手料理を食べて育ち、料理で人を幸せにできるのはすごいなと、物心ついた頃から調理の仕事に就きたいと思っていました。調理師専門学校では様々なジャンルの料理を学びましたが、中でもソースの繊細さに興味を持ち、フレンチやイタリアン等の洋食の道へ進みました。学校の企業説明会で初めて話を聞いたのが当社で、先輩たちの仲が良く、楽しそうに仕事をしておられる様子に惹かれて、迷いなく当社を選びました。研修期間は他のホテルにも行きましたが、ザ・サウザンド京都のSCALAEというイタリアンレストランに本配属になり、現在もSCALAEで働いています。1年目は前菜を担当していましたが、2年目になってパスタ場にアップステージしました。SCALAEのスタッフは全体的に年齢が若く、20代から30代という年の近い世代が集まっているので、皆元気でバイタリティがあります。働いていても楽しいですね。
自ら進んで「練習させてください!」
よくある一日の流れは、11時頃に出勤し、開店時間に合わせてランチの準備を行い、ランチ営業をします。ランチタイムが終わると休憩を取り、夜の営業に向けての仕込みや、翌日のランチの仕込みをします。その後ディナー営業をして、閉店までを目処に片付けをして終了です。SCALAEはオープンキッチンなので、お客様がお帰りの前に私たちのところまで近寄ってくださり、「ありがとうございました。美味しかったです」と直接お言葉を頂戴することがあります。その時はとても嬉しいですし、やりがいを感じられますね。
私は入社当初からパスタが大好きで、仕込みの時間や閉店後に、自分から料理長に「練習させてください」とお願いして練習をさせていただいていました。実際に作ると「もっとこうした方がいい」とアドバイスをくださるので、勉強になります。一週間に一回は練習をしようと決めていて、ひたすら同じパスタの練習を1〜2カ月間続けた結果、上司から「これならお客様に出せるレベルやな」と言ってもらえた時は、本当に嬉しかったです。自分で試行錯誤しながらやり切れたことは、とても印象に残っていますね。伸ばしたいスキルがあれば、周りは皆応援してバックアップしてくれる良い環境です。上司はもちろん厳しい時もありますが、基本的にはフレンドリーに接してくださる優しい方で、相談もしやすいですよ。
いつか自分のお店を開きたい。
そのために今は貪欲に食らいつく
今はパスタ場を担当していますが、上司がたまに「肉焼いてみるか」「これ食べてみるか」と様々な機会を与えてくださいます。新しいことにチャレンジするのは、刺激になって楽しいですね。私はまだメインディッシュを作る場所に立ったことがないので、今後目指していきたいです。数日前もメインに立ちたかったので「教えてください」とお願いして、メインの方の隣で一緒に作らせていただきました。初めての持ち場で何をしていいかわからず大変でしたが、教えてもらえる時間は貴重で、自分から「教えてください」と働きかけないと、学べることは少ないのかなと思っています。
私にはいつか自分のお店を持ちたいという夢があります。まだ洋食はイタリアンのことしか知らず、フレンチや和食にも興味があるので、これからも多くのことを勉強して吸収したいと思っています。
挑戦する姿勢を大切に
皆さんには、何事にも挑戦する姿勢を忘れないでほしいと思います。分からないことを分からないまま投げ捨てるのではなく、とりあえず挑戦してみてください。もしも分からなければ、先生や周りの仲間、先輩に「どうしたらいいですか」と聞くと、必ず答えてくれます。だから前向きに、興味のあることにトライしていってください。