【THE THOUSAND KYOTOの都市養蜂プロジェクト】
「はちみつの選び方」~Vol.6~
「はちみつの選び方」~Vol.6~
2023年9月20日
はちみつの種類
こんにちは。
ザ・サウザンド京都 都市養蜂プロジェクトメンバーの和田です。
今回は、はちみつの種類および選び方について触れてみたいと思います。
今年1月「日本はちみつマイスター協会 認定アドバイザー」の資格をとるまでは、 はちみつは全て同じ味だと思っていました。というよりも、味の違いなど意識したことがありませんでした。
しかし実際はその作られ方によってはちみつは大きく3つのカテゴリーに分類され、 味の違いはさらに多岐にわたります。
市販のはちみつには、①「百花蜜」②「単花蜜」③「ブレンド蜜」があります。
①百花蜜:ミツバチが数種類の植物から採った蜜でつくったはちみつ
②単花蜜:ミツバチが(ほとんど)1種類の植物から採った蜜でつくったはちみつ
③ブレンド蜜:味や価格のために、人間が①や②をブレンドしたはちみつ
スーパーなどでよく見かけるはちみつの多くは③「ブレンド蜜」かもしれません。 低価格で買い求めやすく、日本人好みのクセのない味の場合が多いです。 「純粋はちみつ」などの名称で売られており、植物の名前が頭についていないはちみつを指します。
一方で、「アカシアはちみつ」「みかんはちみつ」など、蜜源植物の名前がついているのは、②「単花蜜」です。
どんな植物からとった蜜で作られたかによって、はちみつの味わいは大きく異なりますので はちみつの味の違いを感じてみたいという方は、ぜひ②を何種類か購入してソムリエさながらテイスティングをしてみてください。
白いはちみつ、黒いはちみつ
※画像はイメージです。
①〜③どのはちみつを購入するにしても、
基本的なはちみつの選び方のコツは、「色」です。
一般に、
色の薄いはちみつは、味がさっぱりしていてクセがない、
色の濃いはちみつは、味も香りも濃厚でクセが強いといわれます。
そのため、お料理やお菓子作りに砂糖の代用として使用する場合は、色の薄いはちみつがおすすめです。
逆に、色の濃いはちみつの代表としてあげられることの多い「ソバはちみつ」は、ほぼ黒色。
ややえぐ味を含む独特な風味ですが、フランス料理との相性がぴったりなのだとか。
日本よりヨーロッパで高級食材として需要があるそうです。
白いはちみつと黒いはちみつ、ぜひお好みに合わせて使い分けてみてください。
ちなみに、 ザ・サウザンド京都の屋上で採れたはちみつ「THOUSAND HONEY」は①「百花蜜」です。
半径2~3kmの植物を蜜源にするセイヨウミツバチの習性から、
京都市内の公園やお寺、家庭菜園、東山の植物などがTHOUSAND HONEYの蜜源だと考えられます。
今年のTHOUSAND HONEYは美しい黄金色で、クセの少ないさっぱりとした味わいです。
市販の③「ブレンド蜜」のような“ザ・はちみつ”の味というよりは、
私には“はちみつから作った花の蜜”なのではないかと思えたほど、
花の存在感が大きい、そしてどこか懐かしい味わいです。
そこにまた自然とのつながりを感じます。
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今年、当ホテル屋上で採れたはちみつはオンラインショップ、および店頭で販売しています!
詳細URL▼
https://www.the-thousand-kyoto-shop.jp/SHOP/thousandhoney.html
本はちみつを使用したリゾットやケーキなどもレストランでご賞味いただけます。
詳しくはHPの各ページをご覧ください。
詳細URL▼
https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/the-thousand-kyoto/plan/special-offer/thousand-honey2023.html
To bee Continued…