世界遺産「西本願寺」の観光・見どころ|数々の国宝が建ち並ぶお寺
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西本願寺とは
世界遺産に認定された由緒ある寺院
浄土真宗本願寺派の本山
正式には
龍谷山 本願寺
といい、西本願寺とも呼ばれています。
浄土真宗は親鸞聖人によって開かれました。
親鸞聖人の滅後、
末娘の覚信尼
が中心となり、廟堂を建て、聖人の遺骨と影像を安置しました。やがてこの廟堂が本願寺となりました。
16世紀末、本願寺の
寺基
が現在の地に定められ、
御影堂や
阿弥陀堂を始め、
唐門、
飛雲閣など数多くの国宝が建ち並ぶ寺院です。
また、世界文化遺産「古都京都の文化財」にも登録されています。
周辺には京都水族館や京都鉄道博物館などの、お子様とも楽しめる施設がたくさんございます。
JR京都駅から徒歩約15分、梅小路京都西駅から徒歩約10分と非常にアクセスの良い、京都の歴史を感じる名観光スポットです。
見どころ①|豪華絢爛の体現『国宝 御影堂』
極楽と見紛うほどの美しさ
西本願寺の
ご本尊である阿弥陀如来の木像が安置されているのは、国宝である『御影堂。』
※御影堂にご本尊が安置されているのは2022年3月までです
内部は煌びやかな装飾に覆われており、まるで極楽浄土に迷い込んだかと錯覚するほどの荘厳な光景が広がっています。
御本尊に向かって右側に親鸞聖人の御真影が安置されており、このことから御影堂の名がついたのだそうです。南北62m、東西48m、高さ29mの入母屋造り、本瓦葺きで、一度に1200名以上が参拝できる世界最大級の木造建築物です。
見どころ②|新選組ゆかりの地「太鼓楼」
新選組を感じる歴史スポット
重要文化財である「太鼓楼」は、境内の東北角に建つ楼閣建築です。周囲に時刻を告げる太鼓があることから、その名がついたといわれています。
また、幕末の元治元年(1864)の「池田屋事件」以降に、隊士が増えて壬生の屯所では手狭になりました。その時から、慶応元年(1865)に屯所を壬生から本願寺に移し、北集会所と太鼓楼を使用しました。
見どころ③|京都三名閣の1つ『国宝 飛雲閣』
京都三名閣の1つで、国宝にも指定されている西本願寺の「飛雲閣」。
境内南東の名勝
滴翠園の池に建っており、左右非対称ながらも均整の取れた構造が特徴的な名建築として知られています。
全体的に柱が細く障子が多いことから、空に浮かぶ雲のようだということで、「飛雲閣」の名がついたんだとか。
普段は非公開のため、拝観することは不可能なのですが、
「世界遺産・西本願寺を巡る 国宝特別拝観プラン」をご予約いただけますと、特別にご観覧いただけます。
拝観のコツ
【参拝方法】
浄土真宗本願寺派の参拝方法となります。
例えば、合掌・礼拝の作法の場合。
- まず合掌は、両手を胸の前に合わせて、念珠を親指で軽く押さえて、「南無阿弥陀仏」と称えます。
- 礼拝は合掌したまま上体を約45度かたむけてお礼をし、上体を起こしてから合掌を解きます。
合掌の前にお鈴を鳴らさないのも、本願寺派の特徴です。
御朱印について
西本願寺には御守りや御朱印はございません。
例えば、合掌・礼拝の作法の場合。
浄土真宗は「占い・まじない」にたよらない教えです。
参拝記念スタンプがありますので、記念にぜひ押して帰りましょう。
拝観情報
拝観時間 | 5:30-17:00 |
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アクセス情報
所在地 |
〒600-8501京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺門前町 |
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駐車場 |
西本願寺北境内地駐車場 駐車台数|バス:約30台分/自家用車:約300台分 ※法要等により一部規制される場合がございます。駐車場出入り口は、花屋町通側となっております。 |
バス |
行き方|京阪バス『京都駅前』よりB1乗り場9系統・C5乗り場・C6乗り場75系統乗車~『西本願寺前』下車 所要時間|約5分 料金|230円 |
基本情報
お問い合わせ | TEL| 075(371)5181 |
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公式サイト | 【お西さん(西本願寺)-本願寺への参拝(参る・知る・観る)】 |
「西本願寺」周辺の観光スポット
西本願寺周辺は、京都駅から非常に近い場所に立地しています。
神社仏閣はもちろんのこと、水族館や博物館などもございます。詳しくは
エリア一覧
をご覧ください。