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「いただきますの日」は心豊かな食卓、幸せな暮らしの時間を社会に広げていくことを目的に、「いただきますの日」普及推進委員会が2011年に制定。お箸2膳が並んだ姿に見立てた11月11日を筆頭に、毎月11日を<食といのちのつながりについて考える1日>として定めています。食にまつわる様々な課題を、私たちの食を支えてくれる5つの感謝とともに、日々の食卓を楽しみながら解決に導いていくことを目指しています。琵琶湖ホテルでは、この趣旨に賛同し、2023年7月から毎月11日に、里山の畑で育てた野菜のスープなどをホテル内のレストランなどをご利用のお客様に無料サービスいたします。
第5回「いただきますの日」実施について
日時:11月11日(土)
対象:日本料理 おおみ・クラブラウンジ・イタリアンダイニング ベルラーゴをご利用のお客様
提供メニュー:里山の畑でとれた「安納芋」のソフトクッキー
<次回以降の予定>
12月11日(月) 里山の畑の根菜のスープ
1月11日(木) 小正月の小豆粥
2月11日(日・祝)初午のミニ稲荷寿司
3月11日(月) 里山の畑の人参のポタージュスープ
① 土、太陽、水、空気など、多くのいのちを生み出してくれる“自然”への感謝
② 肉、魚、野菜などさまざまな尊いいのちをいただき、自分のいのちが育まれる“いのち”への感謝
③ 安全でおいしい食材を作ってくれる、運んでくれる、料理してくれる人たちの“労働”への感謝
④ 次の世代にも伝えたい、料理にこめられた愛情と“知恵”への感謝
⑤ 自分の食卓に直接・間接的にかかわってくれる人たち、一緒に食卓を囲む人たちなど“周りの人”への感謝
▼「いただきますの日」の詳細については、「いただきますの日」公式HPをご覧ください
琵琶湖ホテルでは、滋賀県の里山で育まれた食材をたくさん召し上がっていただくことで、地域の農業と美しい風景を守ることを目指す「里山の食彩プロジェクト」(2002年開始)をはじめ、お客様に地元ならではのおもてなしを楽しんでいただきながら、地域の環境保全にも貢献できる仕組みづくりに取り組んできました。2021年からは、地元の農作物を購入することにとどまらず、自ら生産し、消費する「自産自消」を通じた環境保全への貢献を目指し、大津市・仰木の里山に広がる畑や田んぼ(『里山の畑』)をお借りして、野菜やお米作りに取り組みはじめています。
農業の経験も知識もない私たちが、農薬を使わずに栽培する野菜やお米。人の力ではどうにもならない自然に時に振り回されながらも、収穫を迎えることができた時は大きな喜びに包まれます。まだまだ少ない量ではありますが、滋賀の自然と一緒に育んだ野菜やお米を、どのようにお客様に楽しんでいただくことができるかを考える中で「いただきますの日」のことを知りました。「毎月11日に琵琶湖ホテルに来ると、ちょっと楽しい」お客様にそんな風に思っていただけるようなプロジェクトになればと願っています。
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琵琶湖ホテルでは2か所の畑で野菜を栽培しています。
1つ目は『小さな里山の畑』。里山の移ろう四季の美しさや農のめぐみ、自然を愛でる文化をもっと身近に楽しんでいただきたいと、2009年に「小さな里山」をテーマにホテル敷地内にガーデンを作り、スタッフが山野草や野菜などを育てています。『小さな里山の畑』では、地元保育園児によるサツマイモ堀りが行われるなど、食育の場としての活用が始まっています。
2つ目は『里山の畑』。2021年から大津市仰木に広がる里山の農地をお借りして、より本格的な野菜やお米づくりをはじめました。レストランやクラブラウンジをご利用のお客様にも少しずつ、私たちが育てた“里山のめぐみ”をお召し上がりいただいています。
※写真はすべてイメージです。