Sightseeing 観光情報
義仲寺は、朝日将軍木曽義仲が眠った場所として有名なお寺です。義仲寺の見どころ・観光情報、木曽義仲にまつわる伝承、松尾芭蕉との関係、アクセスや駐車場、拝観料までをまとめています。
境内全体が国の史跡に指定されたお寺。平安時代末期にこの地で死を遂げた木曽義仲を、側室であった巴御前が供養したことに由来しています。境内には、義仲を支えた巴御前の塚が残されています。
木曽義仲公は、朝日将軍の名で知られる、平安時代末期の源平合戦にて活躍した武士です。俱利伽羅峠の戦いで平氏の大軍を破るなどの快挙を挙げましたが、最期は源頼朝の命を受けた源義経らによって、粟津(あわづ)の地で討ち死にしてしまいます。その後、巴御前がこの地にて供養し、現在も義仲公のお墓を見ることができます。諸行無常の儚さを感じることができる名スポットです。
芭蕉は大坂の旅窓で逝去されましたが、義仲の大ファンであった芭蕉は「骸は木曽塚に送るべし」との遺言を残しており、義仲寺に墓を立てました。境内には芭蕉の句碑や史料館が残されており、多くの参拝客が訪れています。
元禄2年(1689年)、「おくの細道」の旅を終えた松尾芭蕉が、その年の末に過ごした場所です。その後も何度か滞在し、芭蕉を訪ねた伊勢の俳人・島崎又玄は「木曽殿と背中合わせの寒さかな」と詠んだと言われています。
彼の遺言通りに、木曽義仲の墓の右隣に松尾芭蕉の墓が建てられています。境内には、芭蕉の辞世の句である『旅に病んで 夢は枯野を かけ回る』をはじめとした数多くの句碑が。松尾芭蕉の歴史に触れることのできる数少ない観光スポットです。
【参拝時間】
3月~10月:9:00~17:00 11月~2月:9:00~16:00
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開門し、翌日休み)
【参拝料金】
一般:500円、中高生:200円、小学生:100円
【公共交通機関をご利用の場合】
JR琵琶湖線「膳所」駅、または京阪電鉄/石山坂本線「京阪膳所」駅から徒歩約10分です。
【お車をご利用の場合】
名神大津ICより約5分。専用駐車場はございません。周辺にコインパーキングがございますので、そちらをご利用ください。