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「石山寺」の観光・見どころ|紫式部と縁深い真言宗の大本山

石山寺とは、聖武天皇の勅願により良弁僧正が創建した真言宗の大本山です。石山寺の見どころ・観光情報、紫式部との関係性、桜や梅の情報、御朱印や観光所要時間、アクセスや駐車場、拝観料などをまとめて紹介しています。

ご利用のご案内

住所
520-0861
滋賀県大津市石山寺1-1-1
電話番号
077-537-0013
営業時間
【開門】午前8時~【閉門】午後4時30分(最終入山 午後4時)
URL
https://www.ishiyamadera.or.jp/
アクセス
・京阪石山寺駅より徒歩約10分
・JR石山駅より京阪バス約10分
・名神高速道路「瀬田西」「瀬田東」ICより約10分
・京滋バイパス「石山」ICより約10分
駐車場
有料駐車場あり。乗用車140台、大型・マイクロバス20台。


石山寺とは?

西国三十三所観音霊場の第十三番札所

石山寺とは、西国三十三所観音霊場の第十三番札所で、真言宗の大本山にあたるお寺です。奈良時代創建で、安産・福徳・厄除・縁結のご利益があり、現在も多くの方の信仰を集めています。
かの紫式部を始め、古来より多くの文学者が訪れたことから「文学の寺」と呼ばれることも。また、境内に四季折々の花が咲き誇ることから、「花の寺」としても知られています。

紫式部の「源氏物語」はじまりの地

石山寺は、「源氏物語」のはじまりの地として有名です。紫式部はお仕えしていた中宮・彰子の要望を受け、新しい物語を作るために石山寺に七日間参籠していました。
その時、琵琶湖の湖面に映った十五夜の月を眺めて、須磨の「今宵は十五夜なりけり」の一節を書き出したことが、「源氏物語」の始まりだったと言われています。他にも、多くの歌人や俳人たちが文学を紡いだ石山寺。創作意欲が刺激されること間違いなしの観光スポットです。

石山寺のみどころ



玄関口「東大門・仁王像」

東大門は石山寺の正門で、瀬田川沿いに面する重要文化財です。鎌倉時代の建立とされていますが、淀殿の寄進による伽藍再興の際に、大規模な修理が行われました。
そして東大門は、なんといっても迫力とバランスのとれた美しいフォルムが印象的。さらに中の仁王像は運慶とその長男である湛慶が作成し、力強さと美しさの両方が強く感じられる意匠に。外にも中にも見どころ満載の門です。

近江八景で名高い「月見亭」

保元年間、後白河上皇の行幸の際に建立されたと言われる月見亭。崖にせり出すように造られており、瀬田川を見下ろす絶好の眺望が見られます。「近江八景 石山の秋月」の図で描かれており、毎年の中秋の名月の日に行われる「秋月祭」では、多くの参拝客の方々で賑わいます。

日本最古の「多宝塔」

多宝塔は、源頼朝の寄進により建立。石山寺の多宝塔は日本最古かつ最も優美であるとの呼び声も名高いです。また、国宝にも認定されていて、4円切手のデザインにもなったことで有名。 自然のエネルギー感じる硅灰石(けいかいせき)の上に建立され、力強くも非常に美しいデザインの建築物です。

百花繚乱の「光堂」

鎌倉時代に存在した光堂を復興したものが、現在の石山寺に残っています。伝統的建築技法である懸崖造を用いて造られており、眼下に広がる牡丹園と共に非常に風靡な光景を目にすることができます。

清泉湛える「閼伽井屋(あかいや)」

閼伽(あか)とは水のことで、この閼伽井屋は、石山寺の井戸のことを指します。本尊の御座の下から水が湧き出ていると伝えられていて、本尊にお供えする水はここから汲まれています。少し小さめな建物ながらも、歴史ある威厳を感じさせる雰囲気があります。

縄文時代の遺跡「しじみ貝塚碑」

こちらは縄文時代早期の遺跡「石山貝塚」を記念する碑です。石山貝塚からは住居跡や人骨・土器などが出土しています。縄文時代以前の文化に触れることができる数少ないお寺です。

四季折々の花が咲き誇る

石山寺は四季折々の花が咲き誇る「花の寺」としても有名。特に有名なのは秋の季節で、赤く染まった紅葉2,000本が境内で咲き乱れます。たくさんの紅葉と石山寺の境内が見事に調和し、美しい景色をご覧いただけます。
毎年11月には、期間限定で紅葉のライトアップが実施。境内の紅葉や本堂、多宝塔などが照らされ、幻想的な景観に変貌。日本夜景遺産にも選ばれた美しい夜景をぜひご覧ください。

春には桜と梅が咲き乱れる

秋の紅葉が有名ですが、春夏冬もその美しさを変化させながら、見る者を魅了します。春は桜、夏は青紅葉、晩冬には梅が咲き誇り、四季折々に美しい絶景を魅せてくれます。 中でも梅に関しては、境内にある3つの梅苑に約400本の梅が咲き誇り、40種類にもおよぶ様々な梅を楽しむことができます。

平安時代後期の趣を遺す「本堂」

創建は奈良時代時にまで遡る「石山寺」。本堂は承暦2年(1078)に焼失し、その後永長元年(1096)に再建されたのが現在の本堂です。 国宝に指定されており、本堂内陣の宮殿(くうでん)に安置されている本尊は、勅封秘仏の如意輪観音世音菩薩です。安産・福徳・縁結び・厄除けの霊験あらたかな観音様として、信仰を集めています。

千日の功徳を持つ「千日会」

8月9日は、石山寺で千日会(一日の参詣が千日の功徳を持つという有難い深重悲願の日)が行われます。この日は観音様の御宝前にて、10:00及び19:00に万灯供養が行われます。 石山寺の観音様は日本三大観音に数えられるほどの尊い観音様。特に縁結び・安産・福徳にご利益があります。

石山寺のアクセス・拝観・周辺情報

  • 更衣室&アメニティ

    アクセス情報

    【電車の場合】
    ①京阪電鉄・石山坂本線「石山寺駅」下車、その後徒歩約10分。
    ②JR琵琶湖線「石山駅」下車、その後京阪バス「石山寺山門前」まで約10分です。
    【お車の場合】
    名神高速道路「瀬田東IC」「瀬田西IC」京滋バイパス「石山IC」から、車で約10分です。
    有料の専用駐車場が、石山寺から徒歩約1分のところにございます。※乗用車140台可、乗用車600円。

  • ドライサウナ

    拝観・御朱印情報

    【参拝時間・入山料】
    8:00~16:30(入山は16:00まで)に参拝可能です。入山料は600円になります。
    【参拝のコツ・所要時間】
    石山寺の観光所要時間は2時間前後が目安。境内は非常に広く、見どころもたくさんございます。階段や坂道が多いので、運動靴で参拝するのがおすすめです。
    【御朱印の種類・朱印料】
    【種類】全3種「大伽藍」「御詠歌」「不動明王」【朱印料】300円【授与所】納経所【受付時間】9:00-16:00

  • お肌にうれしいミラブル導入

    周辺観光スポットも充実しています

    石山寺の周辺には、三井寺や立木観音といった神社仏閣の観光スポットが多くございます。また、プリンやパフェが美味しいスイーツ専門店もございます。石山寺の観光を楽しんだ後は、ぜひ周辺観光もお楽しみください。 ※記事内の画像は、石山寺および(公社)びわこビジターズビューローの特別な許可を得て掲載しています。画像は「石山寺所蔵」であり、許可のない複製は禁止されています。




観光の後はゆったりホテルステイ 〜おすすめの過ごし方〜

雄大な琵琶湖を眺めながら温泉でデトックス

眺望が自慢の温泉で琵琶湖からの心地よい風を感じながら、癒しのひとときを。日帰りで気軽にリフレッシュできるランチ付きプランもご用意しています。

秋の味覚を堪能するランチ

「日本料理おおみ」や「鉄板焼おおみ」では秋の味覚の代表格“松茸”をご堪能いただける、季節限定の特別なランチメニューが人気です。

出来立てのイタリア料理を楽しむビュッフェ

ピザ窯で焼き上げる本格ピッツァや多彩なパスタなどを気軽に楽しめる「イタリアンダイニング ベルラーゴ」。滋賀県産の野菜や近江牛、京都産等の食材を活かしたイタリア料理をビュッフェスタイルでお楽しみいただけます。




紫式部ゆかりの地をめぐる観光とランチをたのしむ特別プラン

「光る君へ」びわ湖大津 大河ドラマ館&石山寺入場とのセット券付きのおトクなプラン。
ランチは、日本料理または鉄板焼からお選びいただけます。

温泉SPA

大パノラマで、琵琶湖の景色を心ゆくまで

湖をのぞむ瑠璃温泉。
心とからだを癒やすひととき。

お食事RESTAURANT

大地の恵みを食す、至福のひととき

お祝いや記念日をはじめ、大切な日に。
地元の美味しい食材をいかした美味しいお料理でおもてなし。