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「MIHO MUSEUM」の観光・見どころ|現世に現れた桃源郷

「MIHO MUSEUM」とは、滋賀県信楽町郊外にある桃源郷をモチーフにして建設された美術館です。MIHO MUSEUMの見どころ・観光情報、銀の壁面に反射する景色が美しい「プロムナード」、古代文明の貴重な常設展、アクセスや駐車場、入館料金などをご紹介します。

ご利用のご案内

住所
〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
電話番号
0748-82-3411
開館時間
10:00~17:00(最終入館16:00)
休館日:春季・夏季・秋季、各開館期間中の月曜日(祝日の場合は各翌平日)
展示替えなどのため休館期間があります。
URL
https://www.miho.jp/
アクセス
・JR石山駅より帝産バス「ミホミユージアム」行ご乗車で約50分
・お車で新名神高速道路「信楽IC」より約15分、同「草津田上IC」より約20分
・名神高速道路「栗東IC」より約30分
・京滋バイパス「瀬田東IC」より約30分
・名阪国道「壬生野IC」より約35分
駐車場
あり(無料)大型バス20台、普通車300台


原生の桃源郷、「MIHO MUSEUM」とは?

MIHO MUSEUM」の概要

「MIHO MUSEUM」とは、滋賀県甲賀市信楽町の山中にある美術館です。世界的建築家I.M.ペイ氏が「桃源郷」をイメージして設計した建物が特徴的で、日本美術から世界の古代美術にわたるコレクションは約3,000件からなり、そのうち約250件を公開しています。



「MIHO MUSEUM」外観のみどころ

桃源郷への入り口

しだれ桜の並木道に導かれ、トンネルと吊り橋を越えて美術館棟へと続くアプローチです。銀色の壁面に覆われたトンネルは、春になれば桜が、秋になれば紅葉が映り込み、四季折々で異なった表情が楽しめます。 壁には消音加工が施されていて、静まり返ったトンネルはまさに異世界の様相。本当に桃源郷に通じているのではないかと思うほどの神秘的な体験ができます。

世界的建築家「I.M.ペイ」が設計した建物

「MIHO MUSEUM」の建物は、あのルーヴル美術館のガラスのピラミッドで有名なI.M.ペイ氏によって設計されました。「光こそ鍵」をテーマに、陶淵明の『桃花源記』に描かれた理想郷である「桃源郷」をモチーフにされています。 入母屋風の構造を意識したガラス屋根からは、燦燦と太陽の光が降り注ぎ、コンセプトどおりの美しさを創り上げています。

大パノラマが広がる「エントランスホール」

美術館棟のエントランスに入ると、壮大な山々が織りなすパノラマビューが広がります。窓から向かい側に見える山の稜線が納まるように床の高さが設計されているんだとか。まさに「絵になる」風景を堪能することができます。



展示作品のみどころ

世界の古代文明

もちろん、MIHO MUSEUMの魅力は建物の美しさに留まりません。展示されている作品もまた、素晴らしいものばかり取り揃えられています。南館では、世界の古代文明の美術品が常設で展示されています。 どれも驚くほど保存状態が良く、古代の世界に迫った貴重な体験をすることができます。

古代エジプトの世界「隼頭神像」

南館に入ってまず見えるのは、古代エジプトにまつわる美術品が展示されたエジプト展示室です。この部屋の一番の見どころはなんといっても「隼頭神像」です。三千数百年前のエジプト新王国時代の神像であり、現存するものは極めて稀なんだそうです。 本体は銀無垢で出来ており、金やラピスラズリ、水晶などがあしらわれています。

西アジア/ギリシア・ローマの世界「精霊と従者浮彫」

階段を下ってすぐに見えるのは、西アジア、ギリシア・ローマ展示室です。こちらでは、古代メソポタミアから地中海周辺の古代文明の美術品が展示されています。 展示室の壁に掛かっている石板は、アッシリアの宮殿から発掘された「精霊と従者浮彫」です。こちらはなんと、大英博物館で展示されているものの一部なんだとか。こちらも非常に保存状態が良く、古代時代の世界に迫るような体験をすることができます。

南アジアの世界「ガンダーラ仏立像」

西アジア展示室の向かい側に見えるのは南アジア展示室です。この部屋に入るとすぐに見えるのは、高さ250.0cmの大きさを誇る「ガンダーラ仏立像」です。 実は展示室は、この仏立像を展示するために設計されたんだとか。見た目は全体的に如来の特徴をとらえてはいますが、衣や顔面などにギリシア・ローマ様式の彫刻の特徴がみられる、貴重な美術品です。

中国・西域の世界「メダイヨン・動物文絨毯」

南館最期の展示室は、中国・西域の世界の美術品を展示しています。他の展示室と比べて広い室内の中でも、特に存在感を放っているのは、「メダイヨン・動物文絨毯」です。 サファヴィー朝時代のペルシアで作られたもので、縦594.3cm、横320.0cmの迫力ある大きさに、ついつい目を奪われてしまいます。しかもただ大きいわけではなく、ペルシア絨毯にしては珍しい動物たちの絵柄が、精巧に表現されているのが特徴的です。

MIHO MUSEUMのレストラン・カフェ・ショップ情報

  • レストラン「ピーチバレイ」

    レストラン「ピーチバレイ」

    レセプション棟にあるレストラン「ピーチバレイ」では、農薬や肥料を一切使用しない「秀明自然農法」で育てた食材が使用されています。自然の味わいをふんだんに活かした、どこか優しい味がするお料理をお楽しみいただけます。

  • カフェ「パインビュウ」

    カフェ「パインビュウ」

    こちらは美術館棟 B1階にあるカフェです。こちらも「秀明自然農法」で育てた食材が使用されており、レストランよりも軽めの食事を取りたい方・鑑賞の合間の休憩を取りたい方にオススメです。

  • 北館ショップ

    北館ショップ

    主に特別展に関連する商品が取り揃えられています。他にも「和」をテーマにした書籍や作家作品なども多く取り扱われています。特別展で鑑賞した作品をより深く味わいたい方にオススメの品ばかりです。



MIHO MUSEUMの入館情報・アクセス

  • レストラン「ピーチバレイ」

    観光時間はどれくらい?

    全体を軽く見て回る程度ですと、大体1~2時間程度で鑑賞することができます。レストラン・カフェも充実しておりますので、1日中滞在して、MIHO MUSEUMの魅力を余すことなく体感される方も非常に多くいらっしゃいます。

  • カフェ「パインビュウ」

    入館情報

    【開館時期】春季|3月中旬─6月初旬 夏季|7月中旬─8月中旬 秋季|9月初旬─12月中旬【開館時間】10:00~17:00(最終入館16:00)
    【入館料】(大人)1,300円(高校・大学生)1,100円(小学・中学生)無料(障がい者手帳をお持ちの方)障がい者手帳提示で無料 介添1名のみ団体料金

  • 北館ショップ

    アクセス情報

    【公共交通機関でお越しの場合】
    JR「石山」駅より帝産バス「ミホミュージアム」行ご乗車で約50分
    【お車でお越しの場合】
    新名神高速道路「信楽IC」より約15分

温泉SPA

大パノラマで、琵琶湖の景色を心ゆくまで

湖をのぞむ瑠璃温泉。
心とからだを癒やすひととき。

お食事RESTAURANT

大地の恵みを食す、至福のひととき

お祝いや記念日をはじめ、大切な日に。
地元の美味しい食材をいかした美味しいお料理でおもてなし。