Sightseeing 観光情報
三尾(みお)神社は大津市にある“うさぎの神社”として、また縁結びの神様として有名です。三尾神社の見どころ・観光情報、御祭神「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」にまつわるうさぎ伝説、国の重要文化財である本殿や、あちこちにみられるうさぎモチーフなどのフォトジェニックスポット、2023年初詣情報、アクセス情報をご紹介します。※監修:三尾神社
※授与品等ご希望の方は事前にお電話にて開所の確認をおすすめします。
三尾神社の言い伝えでは、その昔、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)がこの地に降りられ、長等山の地主神となられました。伊弉諾尊は赤・白・黒の三つの腰帯をつけておられ、お姿が三つの尾を引くのに似ていたので三尾明神と名付けられました。その三つの腰帯それぞれが神様になりましたが、その中の本神が、太古、卯の年、卯の月、卯の日、卯の刻(朝方)、卯の方(東)より出現されたため、昔からうさぎが神様のお使いとされ、三尾神社のご神紋も「真向きのうさぎ」となっています。
天照大神の男親にして天地開闢の神様。伊弉冉尊(いざなみのみこと)ともにこの世で最初の夫婦神であることから、縁結びの神様として篤く信仰されています。
室町時代、応永年間に足利将軍が現存の本社を再興し、慶長年間に太閤秀吉が社殿の修理を加えさせたと伝わります。園城寺(三井寺)から神仏分離令により現在に場所に移されました。本殿は2014(平成26)年に国の重要文化財に指定されています。
元気に跳ねる手水のうさぎ、本殿正面の精緻な木彫りのうさぎ、裏門の屋根瓦に座る見返りうさぎなど、境内のいたるところにうさぎのモチーフが見つかります。氏子の方が奉納された愛らしいうさぎ像にも心が和みます。
お守りや絵馬などの授与品にもうさぎがあしらわれた可愛らしいデザインにご注目。12日ごとに巡ってくる「卯の日」にはうさぎの印が入った特別御朱印をいただけます。
うさぎ年の2023年はカラフルな12色のうさぎ柄がスペシャルな『卯年参り特別御朱印』が授与されます。また、うさぎ年だけの大きなお守り『家守り』も数量限定で登場(完売しました)。A5サイズくらいある頼もしいお守りで、良い一年を過ごせそうです。
【電車の場合】
JR琵琶湖線 大津駅下車 徒歩約20分
京阪電車 石山坂本線 三井寺駅下車 西へ徒歩約10分です。
【車の場合】
名神高速道路 京都東ICから約10分です。
【参拝料】
三尾神社の参拝料は無料です。
【参拝可能な時間】
終日参拝いただけますが、授与品や御朱印を希望されるときは、社務所の執務時間(平日9時~17時)に参拝してください。