Sightseeing 観光情報
滋賀県の中部に位置する近江八幡市は、小京都としても知られ、歴史と文化が息づく街。近江商人の街として、かつて荷船が行き交った水路「八幡堀」沿いには白壁土蔵や旧家が立ち並び、風情たっぷり。たねやグループのフラッグシップ店であり、2023年にバームファクトリーがオープンして、ますます話題のラ コリーナ近江八幡での美味しい体験から、歴史を感じる街並み散策まで、1日で近江八幡の魅力を楽しみつくす、おすすめ観光スポットをご紹介します。
©たねや・クラブハリエ
「ラ コリーナ近江八幡」は、焼きたてのバームクーヘンやカステラなどのおいしいスイーツを味わえるだけでなく、フォトジェニックな世界観を楽しんだり、自然を身近に感じられる、女子旅や家族連れに大人気のお菓子屋さんです。
甲子園球場3個分もの広大な敷地内には、ラ コリーナ近江八幡のシンボルとも言える、草屋根が特徴的なメインショップをはじめ、近江八幡の原風景を再現した田んぼや畑、焼きたてのバームクーヘンが楽しめるバームファクトリーやフードガレージなどが点在し、緑豊かな自然の中で、ここでしか味わえないスイーツを楽しむことができます。
●電車でお越しの場合
©たねや・クラブハリエ
栗饅頭や最中などのたねやの代表銘菓をはじめ、日本の歳時や文化を大切にしたお菓子、四季を感じられるお菓子など、幅広いラインナップは、たねや店舗で最大級の品揃え。店内の壁面には、たくさんの和菓子の木型がディスプレイされています。
©たねや・クラブハリエ
バームクーヘン好きにはたまらない、クラブハリエのショップ。バームクーヘンを生地に練りこんだバームサブレや、季節の素材をあしらったバームサンドなど、ここでしか味わえないスイーツと出会えます。
©たねや・クラブハリエ
粒餡と生クリームをはさむ「生どら」や、ふわふわ食感の「どらケーキ」が人気のカフェは、栗材を使ったテーブルや椅子、こだわりの照明など、開放的で心地よい空間。大きな窓から明るい日差しが差し込み、豊かな自然に囲まれながら、スイーツを楽しむひとときを堪能していただけます。
©たねや・クラブハリエ
バームクーヘン好きにはたまらない!2023年に1月にオープンしたばかりのバームファクトリーは、バームクーヘンminiが出来上がるまでの過程を見学したり、焼きたてのバームクーヘンminiを味わうことができる、ショップ・カフェ・工場が一体となったバームクーヘン専門店。甘い匂いが漂う店内は、たくさんの商品が並ぶ陳列棚がバームクーヘンの形をしていたり、屋根に大きなバームクーヘンを乗せたファクトリーのフォルムなど、全てが「バームクーヘン!」の世界観を演出しています。
2階には、焼きたてのバームクーヘンminiをお召し上がりいただける広々としたカフェも併設。カフェの中央にあるバームクーヘンの"穴"をイメージした中庭席は、冬は暖炉も楽しめる特等席。ファクトリーの至る所に「バームクーヘン」のモチーフが散りばめられているので、「隠れバームクーヘン」を探すのも楽しいですね!
バームクーヘンminiを焼き上げる工程を間近で見られる工場見学は、職人の姿やお菓子作りへのこだわりを直に感じることができ、大人も子どもも楽しめます。見どころをスタッフが説明してくれるガイドツアーも開催されているので、ぜひ参加してみては? ガイドツアーについてはこちらの公式サイトからご確認ください。
©たねや・クラブハリエ
クラブハリエ自慢の焼きたてバームクーヘンminiと、ドリンクのセット。バームコーヒーやアッサムティーなどのドリンクメニューとともにお楽しみください。
内装に100本以上の栗の木を使ったカステラ専門店は、栗林の中にいるような落ち着いた空間。お土産として人気のたねや自慢のカステラですが、工房で焼き上げたばかりのできたてはまた格別です。そのほかにも、こだわりの卵を使ったオムライスも楽しめます。
©たねや・クラブハリエ
カステラづくりで一番大切な素材「たまご」を使ったオムライス。たまごたっぷりのオムライスには、ご当地の味、赤こんにゃくと赤米・黒米入りのご飯を使用。いりことかつおの香ばしい出汁あんかけにはトマトをあわせました。デザートにはもちろん、しっとりきめ細やかに焼き上げた職人のカステラをお楽しみください。
※11時からの販売となります。数量限定のため、お早めに。
©たねや・クラブハリエ
開放的な空間で、揚げたてのライスコロッケや季節の甘味、クラブハリエのパン専門店「ジュブリルタン」直送のパンが味わえるフードコート。
ピンク色のキッチンカー「pink’s(ピンクス)」では、バームクーヘンを使ったスイーツが大人気です。
©たねや・クラブハリエ
メインショップを出て左の奥、半円形のガレージの中にはレトロな雰囲気がおしゃれなギフトショップが。ガレージをイメージにした店内にはマカロンを販売するロンドンバスをシンボルに、シトロエン・Hトラックやフィアット500を展示。クラブハリエのお菓子や季節のマカロンをはじめ、ラ コリーナ近江八幡限定商品もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
©たねや・クラブハリエ
広大な敷地内には、ショップやカフェだけでなく、近江八幡の原風景である「田んぼ」も。お菓子の原材料である農作物の大切さを学ぶため、従業員で手入れされています。美味しいスイーツやランチを味わえるだけでなく、田んぼの小道を散策し自然に思いを馳せたり、"農"の営みについて学ぶことも、ラ コリーナ近江八幡の楽しみ方のひとつです。
©たねや・クラブハリエ
ラ コリーナ近江八幡のシンボル、まるで八幡山の一部のような草屋根のメインショップや、年を経るごとに色味の変化を楽しめる銅屋根の本社社屋は、建築史家の藤森照信氏の設計によるもの。栗の木や漆喰、黒炭など自然由来の素材を活用し、人の手により作業を行うことで、味わいとぬくもりのある空間に仕上がっています。小さな扉がついたユニークな形のオブジェ、土塔もフォトジェニックな撮影スポットとして人気です。
八幡山につらなる森を目指し、山で拾って育てたどんぐりの苗木や八幡山の植生に合わせた木々を植え付けるなど、未来を見据えた森づくりも、ラ コリーナ近江八幡が行う取り組みのひとつ。
敷地内にある大きな田んぼの散策が楽しめるよう設けられた小道には、季節の草花が咲いていたり、昆虫がいたり。ありのままの自然の風景を体感することができます。コンセプトである「自然に学ぶ」を体現し、近江八幡の風土を伝えるラ コリーナ近江八幡。
田植えを待つ田んぼに張られた水がキラキラと反射する春、青々とした稲が力強さを感じさせる夏、一面が黄金色に染まる秋、「雪屋根」やつららが美しい冬など、四季折々の風情ある建築と自然の調和を見ることができ、何度訪れても新鮮な発見があるでしょう。
まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような風景が広がる「八幡堀」へ。
琵琶湖へと続く水路「八幡堀」は、風情あふれる石畳や白壁が美しい土蔵、旧家が軒を連ねる重要文化的景観です。かつての面影を現代へと伝える八幡堀の風景は、ドラマや映画のロケ地としても度々登場します。
江戸時代、この地域には「近江商人」と呼ばれる商人たちが店を構え、商品や運ぶ船が行き来していました。長らく街の人々の経済や生活を支える交通路として役割を担ってきた八幡堀ですが、高度経済成長期に入る昭和30年代、生活形態の変化に伴い、その役目を終え、市民にとって無用の長物になっていきました。一時はヘドロが溜まるほど荒廃し、公害源とされ埋め立て計画もあったほど。 そんな中、近江八幡青年会議所を中心に、八幡堀の保存運動を開始。かつてのような優美な風景を取り戻し、2006年には文部科学省選定から重要文化的景観に認定されました。
春には桜、夏には柳、秋には紅葉、そして冬には雪景色と、四季折々に表情を変える、歴史情緒あふれる風景を楽しむことができる八幡堀は、今や滋賀県の人気観光スポットに。
往復約3kmの水路を、昔ながらの屋形船で巡る「八幡堀めぐり」もおすすめです。心地よい風を感じながらまるで時代劇のワンシーンのようなひとときをお楽しみください。
乗船区間/滋賀県近江八幡市多賀町738-2 八幡堀・かわらミュージアム前
所要時間/往復約35分
営業時間/10:00~16:00
料金/大人1,500円、小人1,000円(小学生未満は無料)
詳しくはこちらの公式サイトからご確認ください。
八幡堀にかかる白雲橋を渡ると、「近江の守護神」広く信仰を集める日牟禮(ひむれ)八幡宮が。約4万4000㎡もある広大な境内にはエノキやムクの樹が生い茂り、楼門をくぐると国指定の重要文化財である拝殿・本殿が続きます。
住所/滋賀県近江八幡市宮内町257
詳しくはこちらの公式サイトからご確認ください。
©たねや・クラブハリエ
日牟禮八幡宮の境内にある、和菓子の「たねや」・洋菓子の「クラブハリエ」の直営店。ヴィレッジ内には「たねや日牟禮乃舍」、「クラブハリエ日牟禮館」があり、和洋菓子のショップはもちろん、茶屋で甘味や、カフェでスイーツを楽しめます。
住所/滋賀県近江八幡市宮内町日牟禮ヴィレッジ
詳しくは下記の公式サイトからご確認ください。
店舗情報 | 「たねや」公式サイト
八丁堀の最寄り駅、東海道本線「近江八幡」駅から一駅の「安土」駅で下車し徒歩20分ほど。近江八幡が誇る人気の観光スポットのひとつ、安土・桃山時代の幕開けとして織田信長が標高198mの安土山に築城した「安土城」があります。1582年の本能寺の変の後、石垣だけを残して焼失し、現在は居城跡として堀や礎石が当時の名残をとどめています。今は見ることはできませんが、当時の日本において最高の技術を結集して造られたと言われる安土城。 城の象徴でもある石垣のうえに建つ5重の天守の建築は、この安土城が始まりとされ、名城跡として歴史上・建築史上に名を残しています。
住所/滋賀県近江八幡市安土町下豊浦6371
アクセス/
・JR琵琶湖線 「安土」 下車 徒歩約20分
・名神高速道路「八日市インター」より約25分
・名神高速道路「蒲生スマートインター」より約20分
・名神高速道路「竜王インター」より約35分
入山料/大人700円、小人200円(高校生以下)
詳しくはこちらの公式サイトからご確認ください。
近江八幡エリアから、琵琶湖ホテルまでは車で約50分。近江八幡ならではのスイーツや自然、歴史や文化にふれた1日の締めくくりは、心地よく疲れた体を癒す、クラブラウンジでゆったりと。
眼前に広がるのは、旅の記憶に残したい、豊かな水を湛えた美しい琵琶湖の景観。
恵まれた自然環境との調和と、リラクゼーションを存分に感じられる特別な場所として皆様をお迎えいたします。
琵琶湖ホテルの立地を活かした自然の中で、「何もしない」贅沢な癒しのひととき、上質な非日常空間を心ゆくまでをお過ごしください。
17時からのカクテルタイムには、季節によって変わるメニューをビュッフェスタイルでご用意。
滋賀の食材を使い、お酒がすすむようシェフが工夫を凝らしたお料理を、琵琶湖の夜景とともお楽しみいただけます。
日常から離れて、ゆったりとくつろぎながら贅をつくした時間を過ごす旅に。クラブラウンジだけの特別なおもてなしを満喫していただけるプランです。
ご予約は30日前までのお得な特別割引です。クラブラウンジ専用の特別な朝食やティータイム、カクテルタイムも。琵琶湖ホテルのクラブラウンジでしか体験できない、上質な非日常空間を、心ゆくまでご堪能ください。
2泊以上のご宿泊限定で、お得な特別割引です。1日目は滋賀、2日目は京都や大阪へも。関西を楽しむ旅の拠点を穏やかで壮大な琵琶湖のほとりに。滋賀を拠点とした連泊の観光旅行におすすめのお得なプランです。
ピザ窯で焼き上げる本格ピッツァや多彩なパスタなどを気軽に楽しめる「イタリアンダイニング ベルラーゴ」。滋賀県産の野菜や近江牛、京都産等の食材を活かしたイタリア料理をビュッフェスタイルでお楽しみいただけます。