Sightseeing 観光情報
長浜鉄道スクエアは、現存する日本最古の駅舎「旧長浜駅舎」、長浜鉄道文化館、北陸線電化記念館の3つが複合した鉄道博物館です。長浜鉄道スクエアの見どころ・観光情報、日本の鉄道の歴史、デゴイチやE70形電気機関車の展示情報、アクセスや駐車場、入館料までをまとめています。
長浜鉄道スクエアは、現存する日本最古の駅舎「旧長浜駅舎」、おおきなジオラマ模型が走る「長浜鉄道文化館」、目の前を北陸線の電車が走り抜ける「北陸線電化記念館」の、3つの施設で構成されています。 日本の鉄道の歴史を学びながら、ジオラマの鉄道模型や、鉄道のおもちゃの操作体験をすることもできます。
長浜鉄道スクエアに入ると、真っ赤な線路がお出迎えしてくれます。こちらは、旧長浜駅が開業した1882年(明治15年)から使われていた「分岐ポイント」で、駅構内で約80年間使用されていました。 通常、ポイントは傷みやすいため長年使用されることは無いのですが、このポイントは酷使を免れたためか生き残ったんだとか。現存する最古のポイントでもあります。
現存する日本最古の駅舎である「旧長浜駅舎」では、当時の駅長室や待合室などを見学できます。文明開化に湧いた明治時代の面影を感じることができる、歴史的にも貴重な観光スポット。鉄道にあまり詳しくないとしても、十分に楽しむことができます。
旧長浜駅舎を文化財として保存し、長浜の鉄道文化から、日本の鉄道の歴史について学ぶことができる資料館です。ヨーロッパのターミナル駅を模した木造のアーチ型天井が美しく、建物の景観だけでも十分に楽しめること間違いなし。 もちろん、日本初の鉄道連絡船に関する資料や鉄道模型車両などの資料も多く展示されています。
長浜鉄道文化館の見どころは、なんといってもHOゲージの鉄道模型運転コーナーです。現在の長浜駅周辺を模したかわいらしい小さな鉄道模型が、大きなジオラマを形成しています。 本物そっくりの鉄道模型をボタンで自分で動かすことができ、お子様も大興奮すること間違いなしです。大人の方であっても、鉄道ジオラマを眺めていると、どこかノスタルジックな気持ちを味わうことができます。
3つ目の施設は、SL・機関車運転台体験ができる「北陸線電化記念館」です。米原─北陸間の険しい山地にトンネルを作り、電化するまでの歴史について学ぶことができます。
「北陸線電化記念館」では、通称”デゴイチ”こと「D51形793号」の展示がされています。黒光りしたダイナミックな姿から多くの鉄道ファン親しまれており、あまり鉄道に詳しくない方でも、その迫力の前に、立ち止まって見入ってしまうほど。 こちらは運転室に入ることができ、デゴイチの運転手になったかのような気分を味わうことができます。
こちらも『北陸線電化記念館』を代表する展示の車両です。この「E70形」は日本で最初の営業用60Hzの交流電気機関車であり、展示の車両は日本で唯一現存しているものです。こちらも運転席に座ることができ、見晴らしの良い景色を堪能できます。
『D51形793号』の内部に実際に入ってみた様子です。炭水車も確認することができ、燃料の石炭と蒸気を作る水を、どのように保管していたかを垣間見ることができます。
北陸線電化記念館の上の階からは、長浜駅と路線が間近に見れる展望デッキがあります。電車が走り抜ける瞬間の迫力、音、風を体感することができ、鉄道ファンにはたまらないスポット。鉄道スクエア内随一のフォトジェニックポイントとしても人気を博しています。
【電車の場合】
JR北陸本線 長浜駅下車 西口から南へ徒歩約3分です。
【お車の場合】
北陸自動車道「長浜IC」より車で約15分(約5㎞)です。
※専用駐車場はございません。隣接の有料駐車場をご利用下さい。
【開館時間】9:30-17:00(入館は16:30まで)
【休館日】12月29日~1月3日
【入館料】大人300円、小中学生150円