京都・伏見「寺田屋」の観光・見どころ|幕末の歴史を物語る史跡
幕末の英雄・坂本龍馬が襲撃された場であり、悲劇の事件として名高い「寺田屋騒動」の舞台となった、京都・伏見の名観光スポット。
旧宅があった場所には、龍馬像や薩摩藩九烈士の石碑が立っていたり、隣には当時の寺田屋を再現した「旅籠 寺田屋」など、幕末の京都の動乱を堪能できる場所として知られています。
周辺の伏見・桃山エリアは、古くからの伝統を誇る日本屈指の酒処。付近のお店ではもちろん、月桂冠大倉記念館などの、日本酒をお楽しみいただけるスポットも満載です。
基本情報
【所在地】京都市伏見区南浜町263
【駐車場】専用駐車場はございません。周辺のコインパーキングをご利用くださいませ。
【営業時間】10:00~16:00(15:40受付終了)
【お問い合わせ】TEL:075-622-0243
寺田屋とは
江戸時代に、ここから淀川までを行き来する船旅の観光客で賑わった船宿です。文久2年(1862)には、9名の薩摩藩士が命を落とすこととなった「寺田屋騒動」が、慶応2年(1866)では、投宿中の坂本龍馬が、のちに妻となるお龍の機転によって襲撃の難を逃れたというエピソードがあったりと、幕末の歴史の中心となった場所として知られています。
幕末の歴史を感じる
かつての寺田屋は、鳥羽・伏見の戦いで焼失しており、現在その跡地には、坂本龍馬の像や薩摩九烈士の碑など、幕末の動乱を現在に伝える史跡が残されています。
跡地全体は庭園の趣となっており、動乱とはかけ離れたとても落ち着いた雰囲気が漂っています。しばらくこの跡地に留まって、幕末の志士たちに想いを馳せてみてみるのも、京都・伏見観光の醍醐味の1つです。
現代によみがえる寺田屋
寺田屋跡地の隣には、かつての寺田屋を再現した「旅籠 寺田屋」があります。館内の柱には、弾痕があったり、刀傷があったりと、幕末の動乱の爪痕を見ることができます。
2階には、当時の女将であったお登勢が龍馬に奨めて、町の画家に書かせた肖像画など、坂本龍馬や「寺田屋騒動」に関する多くの品々を見ることができます。京都でも貴重な「幕末」の歴史を体験できるスポットです。
京都・伏見の港町風景
寺田屋周辺の伏見は、江戸時代に盛況を迎えた港町です。古くからの京都の酒処でもあるため、かつての趣を残した酒蔵や、船着き場など、江戸時代の京都の面影を残す、ノスタルジックな風景が広がっています。
京都市内とはまた違った趣が見られる伏見。京都では穴場の観光スポットです。
観光情報
観覧料(旅籠寺田屋) |
大人600円 中高大学生300円 小学生200円 ※幼児入場不可 付近の宇治川では、昔ながらの酒蔵と美しい水辺の風景がお楽しみいただけます。 |
---|
京都駅からのアクセス情報
電車 |
行き方|近鉄京都線~桃山御陵前駅下車~徒歩10分 所要時間|約20分 料金|260円 |
---|---|
バス |
行き方|京都駅八条口アバンティ前 市バス特81系統乗車~京橋バス停下車
所要時間|約40分 料金|230円 |
周辺の観光スポット
周辺観光地 | ||
---|---|---|
月桂冠大倉記念館の見どころ |