「平安神宮」の観光・見どころ|文豪たちが愛した桜の名所

平安遷都1100年を記念して創建された「平安神宮」。「細雪」などの文学作品で知られる谷崎潤一郎を始めとした数々の文豪が愛した桜の名所としても知られています。
広大な庭園に様々な日本の自然の情景が作り出された「神苑」。鮮やかな朱色が美しい社殿「大極殿」など、色彩豊かな光景が楽しめる「平安神宮」.思わずカメラを向けたくなるような景色に出逢えること間違いなしです。
平安神宮とは
平安神宮とは、平安遷都1100年を記念して、明治28年(1895)に平安遷都の立役者である第50代桓武天皇をご祭神として創建された神社です。
平安京千年の造園技術を結集させた庭園「神苑」や、朱色の社殿が美しい「大極殿」、岡崎の街のシンボルにもなっている大鳥居などがあります。
平安神宮の見どころ
1.社殿
平安神宮の社殿は、創建当時の平安京の正庁、朝堂院が約5/8の規模で再現されています。境内の中心にある大極殿を筆頭に、蒼龍楼、白虎楼など平安時代の建築技術の粋を感じられる重要文化財の数々を見ることができます。
朱色に彩られた平安神宮の社殿を言い表すならば、まさに豪華絢爛のひとこと。自然豊かな境内の光景も相まって、季節によって変化する色彩豊かな情景をご堪能できます。
2.大鳥居
京都・岡崎の街のシンボルともいえる、平安神宮を代表する建築物である大鳥居。昭和天皇御大礼の記念事業として建設され、国の文化財にも指定されています。
大きさに違わない迫力を持ち合わせながらも、落ち着いた岡崎の街の雰囲気を損ねることのない端正さも秘めています。
3.神苑(しんえん)
東・中・西・南の4つの庭からなる広大な池泉回遊式庭園です。明治の有名な造園家7代目小川治兵衛の手によるもので、日本の造園技法を結集して作庭されました。
春の紅しだれ桜、夏の杜若(かきつばた)・花菖蒲、秋の紅葉、冬の雪景色と、様々に姿を変える自然美の情景は、この神苑でしか味わうことができません。まさに「神さまの庭」の名にふさわしい庭園です。
観光情報
アクセス
電車 | 地下鉄東西線「東山」駅から徒歩約7分 |
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バス | 市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」バス停 から徒歩約5分 |
拝観情報
拝観時間 | 【境内】6時00分~17時30分 【神苑】8時30分~17時00分 ※季節によって変動あり |
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拝観料 | 【境内】 無料 【神苑】 大人:600円 小人:300円 |
所要時間目安 | 約30分~1時間 |
基本情報
所在地 | 〒606-8341 京都府京都市左京区岡崎西天王町97 |
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お問い合わせ | 【TEL】075-761-0221 |
公式サイト | http://www.heianjingu.or.jp/ |