「京都市動物園」の観光・見どころ|人気者の集まる動物園
日本で2番目に創設された、歴史ある動物園である「京都市動物園」。歴史ある動物園でありながらも、動物たちの魅せ方は最先端!
そんな京都市動物園の見どころ・フォトジェニックスポット・入園情報・アクセス情報などをまとめてご紹介いたします。
京都市動物園とは
日本で2番目に出来た歴史ある動物園
京都市動物園とは、大正天皇の結婚を記念して明治36年(1903)4月に、東京の上野動物園に次いで2番目に日本で開園した動物園です。
2009年に『共汗で作る新「京都市動物園構想」』を発表し、2015年にリニューアルオープン。日本初のニシゴリラの繁殖の成功を含めた、ライオンやトラなどの数多くのの繁殖成功例があります。
「いのち」に関する6つのテーマを持つ
平成23年4月に「いのちの尊さ、いのちのつながり」をテーマにリニューアルオープンした京都動物園では、 それぞれのコンセプトを持った6つのエリアに分かれています。
京都市動物園の見どころ
6つのエリアに分かれている京都市動物園の動物たち。おすすめコース順に6つのエリアをご紹介します。
【エリア一覧】
①もうじゅうワールド
②京都の森
③ゾウの森
④ゴリラのおうち
⑤おとぎの国
⑥アフリカの草原
見どころ①|もうじゅうワールド
正面エントランスから入ってすぐに見えるのは、動物園でおなじみの「もうじゅう」たちが展示された「もうじゅうワールド」です。展示されているトラは、ネコ科最大種の「アムールトラ」。
京都市動物園のトラ舎では、3つのグラウンドを繋ぐ空中通路が設置されています。 巨大なトラが頭上を闊歩(かっぽ)する姿はまさに圧巻。大迫力の「もうじゅう」たちの姿を味わうことができます。
見どころ②|京都の森
「京都の森」エリアでは、日本の里山の風景を再現。「ツキノワグマ」や「キジ」などといった日本の野生動物たちが生き生きとした姿で展示されています。
また、このエリアで展示されている「ゴーラル」を観察することができるのは、日本で唯一京都市動物園だけ。希少な動物たちに出会うことができることも、京都市動物園の魅力です。
見どころ③|ゾウの森
広いグラウンドを悠然と歩くのは動物園の人気者「ゾウ」です。京都市動物園ではラオスからやってきた「アジアゾウ」を見ることができます。
知能が高く、古来からアジアの各地人々の生活の営みを支える役割を担ってきたんだそうです。京都市動物園では、そんなゾウ達がのんびりした姿をゆったりと見ることができます。
ほかにも、「アメリカバク」や「ケープハイラックス」などの比較的おとなしい動物がたちが展示されています。 のんびりとした動物が多く、ゆっくりと時間が流れているように感じられるエリアです。
◆おすすめフォトスポット
ゾウが普段過ごしているグラウンドは、鉄柵やアクリルガラスなどの障害物が少なく、とても撮影しやすいスポットとなっています。
特にプール近くの藤棚から撮るのがおすすめ。夏場の熱い時期などは水浴びするゾウたちの姿を間近に体感することができます。
見どころ④|「ゴリラのおうち」
園内の中心には、特に人気を誇る「ゴリラのおうち」があります。 ここでは、絶滅危惧種にも分類されているニシゴリラたちの本来の行動を引きだすための工夫が随所に施されています。
例えばグラウンドには、木の上で過ごすことが多いニシゴリラのためにポールやロープを設置。空間を三次元で利用できるようにされています。
また、夏季にはミストが放出され、熱帯雨林に近い環境を再現。 そこに暮らすゴリラたちの姿はまさに自然そのもの。生き生きとしたゴリラたちの様子を観察できます。
見どころ⑤|おとぎの国
レッサーパンダやペンギンなど、かわいい人気者たちが展示されたエリアです。 動物たちと非常に近い距離で観察できるのが、このエリアの特徴です。
小さくてかわいい動物たちの姿を眺めているだけでも癒されること間違いなしです。
※現在新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、「ふれあい」「なかよし教室」は休止しております。
見どころ⑥|アフリカの草原
アフリカのサバンナで暮らしている動物たちが見られるのは、「アフリカの草原」です。
「キリン」と「シマウマ」が一緒のグラウンドで過ごしていたり、グラウンドの穴からひょっこりと顔をのぞかせるミーアキャットを観察できたりと、 まるで実際にサバンナで過ごしているかのような動物たちの姿を見ることができます。
◆おすすめフォトスポット
「アフリカの草原」エリアには、「おとぎの国」エリアから続く木の温かみを感じられる遊歩道があります。 この遊歩道からは、キリンの顔を間近に撮影することができます。
動物たちの臨場感あふれる写真を撮りたい時は、この遊歩道から撮影することをおすすめします。
他にも見どころがたくさん
京都市動物園内には小さな「遊園地」があります。観覧車や子ど用の汽車など、お子さまでもお楽しみいただける遊具が取り揃えられています。
1日中動物たちを見て歩き疲れた方におすすめのスポットです。
観光情報
【所在地】
- 〒606-8333 京都市左京区岡崎法勝寺町 岡崎公園内
【アクセス】
- 電車|市営地下鉄「蹴上」駅より徒歩約7分、「東山」駅より徒歩約10分。
- バス|市バス「岡崎公園 動物園前」バス停より徒歩すぐ
- 周辺駐車場|
【営業時間】
- 営業時間|
- 3-11月|9:00-17:00
- 12-2月|9:00-16:30
※入園は閉園の約30分前までです。
- 休園日|
- 月曜日※月曜日が祝日の場合は翌平日
- 年末年始(12/28-1/1)
【入園料】
- 入園料金|
- 一般:750円
- 中学生以下:無料
※中学生以下とは、15歳に達する以後の最初の3/31までの間にあるかたです。
【お問い合わせ】
- TEL|075-771-0210
- FAX|075-752-1974
【公式サイト】
- 【京都市動物園】
https://www5.city.kyoto.jp/zoo/