「北野天満宮」の観光・見どころ|学業成就の天満宮
学業成就のご利益で知られる「北野天満宮」。花の神社としても名高く、開花シーズンには、1,500本以上の梅・紅葉が咲き誇ります。
その他にも多数の見どころがある北野天満宮を、ご案内いたします。
北野天満宮とは
北野天満宮とは、学問の神様「菅原道真公」を祀る、全国天満宮の総本社です。学業成就や厄除けのご利益があるとされ、多くの参拝客で賑わいます。
始まりは947年。天神信仰の発祥の地であり、親しみをこめて「北野の天神さん」「北野さん」と呼ばれています。
北野天満宮の見どころ
学業成就
学問の神様「菅原道真公」を祭神とすることから、学業成就のご利益があるとされています。全国から毎年多くの学生が訪れ、お守りや祈祷を受けられています。
特に年末年始の受験シーズンには、「ご祈祷」を受ける方が多くいらっしゃいます。ご祈祷を希望する方は、早めの時間帯に参拝するのがおすすめです。
なで牛
境内には、神の使いとして十数体の牛の像が祀られています。人々が古くから、天神様の使い「牛の像」に願いを込めて撫でていたため、なで牛の頭を撫でると、1つだけ願いが叶うと伝えられています。
また、ほとんどのなで牛が腰を降ろした姿ですが、実は1体だけ立った姿勢で飾られています。現在もその理由がわかっていない「立ち牛」も、ご覧になってはいかがでしょうか。
約1,500本の梅
菅原道真公ゆかりの梅50種・約1,500本があり、約2万坪の境内で、紅白の梅が咲き誇ります。
早咲きの梅は例年12月中旬頃からつぼみがふくらみ始め、正月明けから開花。徐々に咲き繋ぎ、3月末頃まで長く楽しめます。
もみじ苑
梅苑が有名ですが、紅葉でも名高いのが北野天満宮。約350本の紅葉を有する「もみじ苑」があり、紙屋川にかかる朱塗りの太鼓橋「鶯橋」や、茶室の梅交軒に設けた舞台からの眺めは絶景です。
天神さんの日(毎月25日)
毎月25日は「天神さんの日」として縁日が開催。参道には6~21時頃まで、多くの露店が軒を連ねます。
日没からは、350の石灯籠と250の釣灯篭が一斉にライトアップ。国宝である御本殿を始めとした社殿が照らされ、幻想的な光景をご覧いただけます。
天神さんの七不思議
北野天満宮には、古くから伝わる七不思議があり、信仰の対象として大切にされてきました。例えば、御神木の1本松「影向松(ようごうのまつ)」について。
立冬から立春前日までに初雪が降ると、天神さまが降臨され、詩を詠まれるという伝説があります。現在はそれにちなみ、初雪が降った日には、影向松に硯と筆と墨をお供えする「初雪祭」の神事が行われています。
他にも様々な「不思議」がございますので、実際に訪れてみて七不思議をお確かめになってください。
天神さんの七不思議一覧
- 影向松
- 筋違いの本殿
- 星欠の三光門
- 大黒天の燈籠
- 唯一の立ち牛
- 裏の社
- 天狗山
観光情報
アクセス
所在地 | 〒602-8386 京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所 グーグルマップで開く |
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電車 | 京阪「白梅町」駅から徒歩5分 |
バス | 市バス101系統「北野天満宮前」バス停からすぐ |
自動車 | 名神高速道路 南,東インターより約30分 |
駐車場 | 専用駐車場あり |
拝観情報
拝観時間 | 7:00~17:00 ※情勢によって変動がございます |
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拝観料 |
【境内】 無料 【宝物殿】 大人:1,000円 中高生:500円 小学生・修学旅行生:250円 【梅苑※茶菓子付き】 大人(中学生以上):1,200円 小人(小学生):600円 |
所要時間目安 | 約30分~1時間 |
基本情報
お問い合わせ | 075-461-0005 |
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公式サイト | https://kitanotenmangu.or.jp/ |