世界遺産「龍安寺」の見どころ|かの英国女王も愛した石庭
過去にエリザベス女王も絶賛した石庭がある、世界遺産『龍安寺(りょうあんじ)』。静かで厳かな空気感が漂う禅寺の見どころをご案内いたします。
龍安寺とは
龍安寺とは、応仁の乱の東軍総大将「細川勝元」が開創した禅寺です。エリザベス2世が公式訪問されたことで世界的に知名度を上げ、世界遺産「古都京都の文化財」にも登録されています。
エリザベス女王が絶賛した石庭こと「方丈庭園」を筆頭に、銭形の手水鉢(ちょうずばち)である「蹲踞(つくばい)」。池泉回遊式庭園の「鏡容池(きょうようち)」などがあります。
龍安寺の見どころ
石庭(枯山水)
龍安寺が創建された室町時代は、この世の一切の執着を捨てる禅の文化が大きく栄えた時代でした。そのため、室町時代に創建された寺院の多くには枯山水庭園が作庭されており、龍安寺もその1つです。
禅寺ならではの「侘び寂び」の精神に基づいて作られた龍安寺の石庭。日々の忙しさを忘れ、自分と向き合う時間を過ごすのにぴったりの場所です。
蹲踞(つくばい)
蹲踞とは、茶室に入る前に手を清めるための手水鉢(ちょうずばち)のこと。龍安寺の蹲踞は、水戸黄門の別名で有名な「徳川光圀」によって寄進されています。
仏遺教経の知足の教えである「吾唯足知(ワレタダコトヲシル)」の文字が刻まれています。見つめているだけでも、禅の教えの一端を感じられます。
鏡容池(きょうようち)
池泉回遊式の庭園。池の周囲を雄大な自然が取り囲み、四季折々の美しい情景が織りなされます。
春は桜、夏は睡蓮、秋は紅葉、冬は雪化粧と、様々な自然美を堪能できる龍安寺の鏡容池。石庭とはまた違った魅力を味わえます。
観光情報
アクセス
所在地 | 〒616-8001 京都市右京区龍安寺御陵下町13 Googleマップで開く |
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電車 | 京福電鉄「龍安寺」駅から 徒歩約7分 |
バス | 市バス「立命館大学前」バス停 から徒歩約7分 |
自動車 | 【所要時間】京都駅から約30分 【駐車場】普通車:80台 ※拝観者は1時間無料 |
拝観情報
拝観時間 | 【3月1日~11月30日】 8時00分~17時00分 【12月1日~2月末日】 8時30分~16時30分& |
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拝観料 | 【大人】600円 【高校生】500円 【小中学生】300円 |
所要時間目安 | 45分~1時間 |
基本情報
お問い合わせ | 【拝観などのお問い合わせ】 075‐463‐2216 【売店お問い合わせ】 075‐463‐1036 |
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公式サイト | http://www.ryoanji.jp /smph/index.html |
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