世界遺産「東寺」の観光・見どころ|歴史感じる絶景スポット
創建から1,200年を超える「東寺(とうじ)」。平安京の遺構と呼ばれており、五重塔や金堂など歴史的建造物が多数ございます。
世界遺産にも登録されている古刹「東寺」の見どころをご案内いたします。
東寺とは
東寺とは、平安遷都と共に建立された国立の寺院(官寺)です。現存する唯一の平安京の遺構で、西寺と共に平安京の二大官寺の一つとされていました。正式名称を教王護国寺と呼びます。
日本で最初に作られた密教寺院です。弘法大師空海によって日本ではじめての密教寺院になり、真言密教の根本道場となりました。
東寺の見どころ
五重塔
境内に多数の国宝・重要文化財を有する東寺。中でも有名な五重塔は高さ54.8mを誇り、日本一の高さの木造建築です。落雷などで4度焼失しましたが、その度に修復され、現在の五重塔は徳川家光の寄進による江戸時代前期の塔です。
桜・紅葉のライトアップ
桜・紅葉の季節には、夜間の特別公開でライトアップが行われます。ライトアップされる約200本の桜や紅葉と、五重塔が織りなす美しさは圧巻です。
瓢箪池の水面に映る五重塔と桜・紅葉も大変情緒があり、写真スポットとしても人気。また東寺の境内は広大なので、観光客が多くてもゆっくりとご拝観いただけます。
金堂
東寺一山の本堂です。宋の様式を取り入れた天竺様と和様を組み合わせた建物です。
建物内部には、本尊の薬師如来と日光菩薩・月光菩薩像などが安置。その周囲には十二神将などの仏像がずらり並び、その迫力に圧倒されます。
講堂
東寺境内の中心にあり、密教を伝え広めるために建立された建物。1486年に金堂などと共に焼失しましたが、当時は最優先で講堂が再建されました。
建物内には、密教の教えを視覚的に表した「立体曼荼羅(りったいまんだら)」の形で、大日如来像などが安置されています。
御影堂(みえいどう)
東寺を任された弘法大師空海が住房とした場所。空海はここで講堂の立体曼荼羅を構想し、造営工事の指揮をとりました。
御影堂では、今も毎日、弘法大師空海がいらしたときと同じように、一の膳、二の膳、お茶が出されています。東寺に来られたら、まず御影堂に行かれるのがおすすめです。
観光情報
アクセス
所在地 | 〒601-8473 京都市南区九条町1番地 グーグルマップで開く |
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電車 | JR「京都」駅から徒歩約15分 近鉄「東寺」駅から徒歩10分 |
バス | 市バス19,78系統「東寺南門前」バス停からすぐ 市バス42系統「東寺東門前」バス停からすぐ |
自動車 | 京都南ICより国道1号線を北へ3.5km |
駐車場 | 普通車:約50台 【駐車料金】普通車600円/2時間 ※2時間以降は1時間ごとに300円 (新春特別拝観中は特別料金) |
拝観情報
拝観時間 | 【金堂・講堂】 8:00-17:00 【観智院】 9:00-17:00(16:30受付終了) 【宝物館】 9:00-17:00(16:30受付終了) ※春・秋のみ開館 |
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拝観料 | 【金堂・講堂】500円 五重塔公開時別途要 |
所要時間目安 | 約1時間 |
基本情報
お問い合わせ | 075-691-3325 |
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公式サイト | https://toji.or.jp/ |
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