世界遺産「醍醐寺」の観光・見どころ|京都屈指の桜の名所

京都の世界文化遺産の1つ「醍醐寺(だいごじ)」。多数の国宝や重要文化財があることで有名です。
多くの参拝客が訪れる「醍醐寺」の見どころをご紹介いたします。
醍醐寺(だいごじ)とは
真言宗醍醐派の総本山。874年に、弘法大師空海の孫弟子、理源大師聖宝によって開創されました。醍醐山全体を寺域とし、山上の上醍醐、山下の下醍醐からなる広い境内を持ちます。
多くの国宝・重要文化財を含む、建造物・仏像・絵画・文書を伝承しており、世界遺産にも認定。豊臣秀吉が豪華な花見を行った桜の名所としても有名で、「日本のさくら名所100選」にも選ばれています。
醍醐寺の見どころ
1,三宝院
本坊的な存在の三宝院は、建物の大半が国の重要文化財に指定されています。中でも庭園全体を見渡せる表書院は、桃山時代の寝殿造り様式を伝える代表的な建造物であり、国宝に指定されています。
また、国の特別史跡・特別名勝「三宝院庭園」は、1598年に豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して自ら基本設計した庭。今も桃山時代の華やかな雰囲気を伝えています。
2,五重塔
951年創建の京都府下で最も古い木造建築物で、国宝に指定。高さ約38mで、屋根の上の相輪は約13mという巨大な塔です。
初層の内部には両界曼荼羅や真言八祖が描かれ、日本密教絵画の源流をなすものといわれています。
3,金堂(こんどう)
平安末期の様式が残る、国宝の建物。醍醐寺の中心のお堂で、本尊「薬師如来坐像」が安置されています。
金堂は926年の創建後、永仁・文明年間に2度焼失。現在のお堂は豊臣秀吉の命によって紀州湯浅から移築が計画され、1600年に完成したものです。
4,桜の季節
「花の醍醐」といわれる桜の名所。豊臣秀吉が贅を尽くした「醍醐の花見」を行ったことでも知られています。
春には、枝垂桜、ソメイヨシノ、山桜、八重桜など、約700本の桜が次々と花開き、儚げながらも確かな美しさを放つ桜の魅力を五感で体感できます。
5,紅葉の季節
紅葉の名所としても名高く、特に弁天堂付近の紅葉は絶景。弁天池に紅葉が映り込み、見事な逆さ紅葉をご覧いただけます。
観光情報
アクセス
公共交通機関 | 【電車】 地下鉄東西線「醍醐」駅 より徒歩約10分 【バス】 京阪バス「醍醐寺前」 より徒歩すぐ |
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自動車 |
京都駅から南東へ約25分(約10km) |
駐車場 | 【駐車場】 普通車:1,000円/5時間 大型:2,000円/5時間 |
拝観情報
拝観時間 【三宝院・伽藍・霊宝館】 |
【3月~12月第1日曜】 9:00~17:00(16:30受付終了) 【12月第1日曜の翌日 ~2月末日】 9:00~16:30(16:00受付終了) |
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拝観時間 【上醍醐】 |
【3月~12月第1日曜】 9:00~15:00受付終了 【12月第1日曜の翌日 ~2月末日】 9:00~14:00受付終了 |
観光目安時間 | 約30分~1時間30分 |
拝観料 |
【5月GW明け~3月19日】 |
基本情報
所在地 | 〒601-1325 京都市伏見区醍醐東大路町22 |
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お問い合わせ | 075-571-0002 |
公式サイト | https://www.daigoji.or.jp/ |
醍醐寺周辺の観光スポット
周辺観光地 | |
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