永観堂(禅林寺)の見どころ|約3,000本のカエデを誇る紅葉の名所
京都随一の紅葉名所として知られる「永観堂」。秋には約3,000本のイロハモミジやオオモミジが放生池を囲う庭園に鮮やかな彩りを加えます。
その他にも京都市内を一望できる多宝塔や、本尊であるみかえり阿弥陀などの見どころが満載。京都の観光名所「永観堂」の見どころをご案内します。
永観堂とは?
永観堂とは、浄土宗西山禅林寺派の総本山。正式名称を禅林寺といい、853年に空海の弟子「真紹」が開山しました。
京都随一の紅葉名所であり、別名は「モミジの永観堂」。秋になると多くの参拝客で賑わいます。
永観堂の見どころ
約3,000本の紅葉①
古来より「モミジの永観堂」と謳われており、11月中旬以降に約3,000本のイロハモミジやオオモミジが、境内に鮮やかな彩りを加えます。
枝垂れ紅葉・逆さ紅葉・散り紅葉など、様々な視点から紅葉をご覧いただけます。
約3,000本の紅葉② 放生池
境内中心の大きな池が、放生池(ほうじょうち)です。池を取り囲むように紅葉が植えられており、秋になると水面に逆さ紅葉が映り込みます。
本物の紅葉と逆さ紅葉が景色全てを紅に染め上げる様子は、永観堂でしか味わえない秋の絶景です。
約3,000本の紅葉③ 色の異なる紅葉
赤い紅葉だけでなく、黄色紅葉・青紅葉も色鮮やかに咲き誇ります。色の異なる紅葉を見比べてみて、それぞれの違いを楽しむのはいかがでしょうか。
釈迦堂
400年以上前に建立された古い建物。本格的な書院造で設計されており、中世の伝統的な建築技術の美しさが感じられます。
阿弥陀堂
紅葉に囲まれるように立つお堂。紅葉と建物が見事に調和し、美しい景観を作り出しています。
堂内では、珍しい姿の阿弥陀如来像をご覧いただけます。こちらの像は「みかえり阿弥陀」と呼ばれ、正面ではなく左を向いているのが特徴です。
多宝塔
境内で最も高い場所「若王子山の中腹」にある建造物。秋になると山中の紅葉が多宝塔を包み込み、その様子を麓からご覧いただけます。
また、多宝塔まで登って境内を見下ろすと、境内一面を彩る紅葉が眼前に広がります。様々な角度から紅葉を堪能できるスポットです。
永観堂の七不思議
「永観堂七不思議」という、不思議な言い伝えが残されるスポットが7カ所あります。各スポットの近くには説明書きがありますので、七不思議を楽しみながらご参拝ください。
- 抜け雀
- 悲田梅
- 臥龍廊(がりゅうろう)
- 三鈷の松
- 木魚蛙
- 火除けの阿弥陀如来
- 岩垣紅葉
観光情報
アクセス
所在地 | 〒606-8445 京都市左京区永観堂町48 グーグルマップで開く |
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電車 | 地下鉄東西線「蹴上駅」下車 徒歩15分 |
バス | 市バス「南禅寺永観堂道」下車 徒歩3分 |
拝観情報
拝観時間 | 9:00~17:00 (受付は16:00終了) |
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拝観料 | 【一般】600円 【小中高生】400円 |
所要時間目安 | 約1時間 |
基本情報
お問い合わせ | 075-761-0007 |
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公式サイト | http://www.eikando.or.jp/ |
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